今の自分は何を求められているのか?
美容部員経験者に企業が望むことはもちろん『即戦力』です!
でも間違えてほしくないのは、「販売力がある」「技術がある」「肌知識に詳しい」事をアピールすれば、必要とされるわけではないと言う事。
全てはバランス、お店はチームとして稼動できなきゃ意味がないんです!
売り上げを作ることがそこまで得意じゃなくても、細かい気遣いができる方は商品管理や接客サポートが得意だったり、
肌知識に自信が無くても、いつも笑顔で朗らかでお店のムードメーカーだったり、
それぞれの役割がはっきりと見えて、面接官に興味をもっていただくことが大切です!ポイントを押さえて準備をしてみましょう。
店舗での自分の役割を考えてみよう。
顧客作りはどのようにしていた?
販売員として、顧客作りは重要なお仕事です。
売り上げに繋がるのはもちろんですが、理由はそれだけでは無く、顧客作りが上手かどうかで人となりがわかります。
前職で顧客が何人居たか?どのように顧客へと繋げていったのか?美容部員経験者の面接では、よく話題にあがる内容です。
顧客作りが得意だった方はしっかりPRをしましょう!自信の無い方も成功例など思い返して、質問には的確にこたられるよう準備しておきましょう。
チームワークのとり方は?
何度も繰り返しになりますが、販売力があることは大事ですが、それが全てではありません!
売上ばかりに目がいくと、チームワークを乱す可能性もありますよね。自己PRのひとつとして、しっかり自分のチームワークのとり方をアピールできるようにしておきましょう。
店舗メンバー内で問題が起きたときの解決法や、上司・部下との接し方、店舗内での自分の役割がわかっていて適材適所に動ける感覚が重要視されるポイントですよ。
予算を達成する為に何を?
美容部員はお客様のお肌やお顔の悩みを聞き、美しさをさらに引き出してさし上げる事が重要なお仕事です。
ですが、お店を運営している以上、売上予算を達成する事からは逃げられません!「予算を達成する為に何をしてきましたか?」という質問はよくありますが、準備していなくても常日頃考え、答えられるレベルで居ることがベストです!
自分の得意分野はしっかりPR!
間違えないで!自慢ではなく自己PRです!
自己PRはあくまでPR、自慢話ではないんです!
上司に褒められた内容や、お客様に言われた嬉しい一言、得意な技術や表彰された経験など、頑張ってきた成果は話したくなってしまうもの!
気持ちはわかりますが気をつけて欲しいのは自己PRのつもりが自慢話になっていませんか?
相手が興味をひく内容、会話の長さを意識しましょう。
得意なアイテムは?
「アナタはどんなアイテムを売るのが得意ですか?それはどうしてですか?」
何でもないような事ですが、この回答からアナタの接客方法が見えてきます!「〇〇を売るのが得意だけど何でかな?」一度考えてみて下さい。
マイナスな表現はプラスに変えよう!
「アナタの長所と短所を聞かせてください。」ニュアンスは違えど、ほぼ確実に聞かれる質問です。
短所はマイナスの印象が残るため、最後はプラスに締めくくるよう言い換えてご自身をPRしましょう!
例:「忙しくなるとあせってしまう性格です・・・」→「忙しくなると焦ってしまいがちな性格ですが、その分焦らないように常に気をつけています。」
長所と短所は紙一重!覚えておいてくださいね。
いつもの接客のようアナタらしく!
いかがでしたか?経験者だからこそ、アピールして欲しい、または気持ちを抑えて欲しいポイントが盛りだくさん!
美容部員未経験の方より経験者の方の面接は、回答の一言一言や咄嗟の対応が面接官の目には、直結して店舗での一員として考えられるかに繋がっていくものです。
「うまくやろう」と力を入れる必要はありません!でも、ちょっとした前準備と普段の自分を見つめなおして、いつもの接客と同じようにアナタらしく今までの経験とこれからの想いをしっかりとPRしてきてくださいね!