2020.07.15

新型コロナ禍での美容部員の現状や、今求められていることって?(2020年7月更新)

新型コロナウイルスの影響を受け、百貨店などの商業施設が2020年4月から休業しました。
緊急事態宣言や東京アラートが明けた7月現在は、百貨店、駅ビル、モールなどほとんどの商業施設で営業再開をしているものの、美容部員の接客方法・働き方が大きく変化するとともに、採用状況も変わってきています。
「コロナ禍」において変化した美容部員の接客方法、そして今の美容部員に求められている事とは何かみていきましょう。

2020年7月現在、美容部員の接客の現状

タッチアップの自粛、テスターの撤去

緊急事態宣言が明け、ほとんどの百貨店、駅ビル、ショッピングモールなどの商業施設で営業が再開されています。しかしタッチアップ(美容部員がお客様の肌に触れメイクやスキンケアを施すこと)を自粛している店舗・ブランドがほとんど。普段は肌に直接触れながら商品の説明や使い心地を伝えながら販売していますが、接触を避けて感染リスクを減らすためにタッチアップを自粛しています。また、テスターを撤去したブランドも多く、商品を試したい際には美容部員に声をかけ、商品には直接触れないよう使い捨てのスポンジやブラシなどを用意しているブランドもあります。

化粧品会社の新型コロナウイルス対策における各社の取り組み

@cosmeを運営するアイスタイルグループによる新たな試み『オンライン美容部員プロジェクト』

日本最大級のコスメ・化粧品・美容の総合情報サイト『@cosme(アットコスメ)』を運営する株式会社アイスタイルでは、2020年7月、新型コロナウイルスの感染拡大によって化粧品メーカーや、美容部員が抱えている課題を解決するために「オンライン美容部員プロジェクト」を開始すると発表しました!
美容部員の価値向上取り組む「withコロナ」時代をけん引する「オンライン美容部員プロジェクト」の中から、2つの内容をご紹介します!

(1)オンライン美容部員の委託・育成サポート
『アットコスメキャリア』の運営を行う、美容領域に特化した人財事業を展開している株式会社アイスタイルキャリアを中心に、化粧品ブランドが抱える美容部員のオンライン上でのコミュニケーション方法をサポートし、デジタルの知識が高い美容部員の育成するサービスや、オフラインとオンラインの双方の接客スキルを持つ美容部員でチーム構成するサービスを提供します!

(2)オンライン美容部員研究所
「オンライン美容部員」のサービスに関する事例の研究や、ユーザー調査、レポート・記事執筆やイベント開催などを通して、オンライン接客に関する情報提供を行う「オンライン美容部員研究所」を立ち上げる予定との事!
記事やイベントなどを通して、現在美容部員の方にとどまらず今後美容部員を目指す人にとっても、これからの時代における新しい接客方法について幅広く知ることができる機会となりそうですね!

現役美容部員による、オンライン上での最適な商品提案をする試み

コーセーの取り組み

2020年3月25日には株式会社コーセーが、化粧品業界で初めて店舗の美容部員(販売スタッフ)がデジタル接客を行うアプリ「STAFF START(スタッフスタート)」を導入しました。コーセーの総合美容情報サイト「Maison KOSÉ(メゾンコーセー)」にて、STAFF STARTを活用した店頭で働く現役の美容部員のメイク画像や、スキンケアアイテムの紹介画像などの投稿が始まります。

投稿する美容部員の特徴に、年代や肌質や肌色などの情報に加え、一重まぶた・二重まぶた・奥二重かなど、まぶたのタイプ情報も記載されており、サイトに訪れたユーザーは自分自身の肌質や特徴、顔立ちにあったそれぞれの美容部員のメイク投稿を参考にし商品を選ぶことが可能に!
雑誌やモデルではない等身大の「店頭で働いている現役の美容部員」の投稿は、身近なお手本となりオンライン上であっても自分に合った化粧品を選ぶ事ができます。

「オルビス」オンラインカウンセリングや、チャットサービスでのメイク相談

コーセー以外の化粧品メーカーでも、現役美容部員による新しい取り組みに挑戦しています。
ポーラ・オルビスホールディングス傘下である「オルビス」では、期間限定で自社のサイト上で美容部員によるチャットサービスの導入を始めました。普段は店舗を利用していたお客様でも、店舗と同様の購買体験を実現するとのこと。

パーソナルカウンセリングサービス『Clarins & Me』(クラランス)

フランスのラグジュアリーブランド「クラランス(CLARINS)」でも、パーソナルカウンセリングを行うサービス『Clarins & Me』が始動。電話やビデオ通話で、現役の美容部員のほかメイクアップアーティストなどがカウンセリングを行います。肌やボディ悩みなど自分の目的に合わせたコースを選択し、希望の日時を予約して15〜30分間のパーソナルカウンセリングを受け製品やケア方法についてアドバイスを受ける事ができるというもの。店舗がないエリアや、店舗になかなか足を運ぶことができない人にとってはお家にいながらクラランスのカウンセリングが受けられる魅力的なサービスなんです!

今後の美容部員採用の傾向とは?

店頭タッチアップの自粛、ECでのコスメ販売が進むなか、店頭でのお客様と美容部員の接触は無くなってしまうのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。
実はECでのコスメ販売が普及している今だからこそ、「体験」を大事にするブランドもたくさんあります。
「体験型」の店舗とはどういった店舗の事か詳しくみていきしょう。

「体験型」店舗の特徴

最近では、店頭での「体験重視」の店舗をオープンするブランドも増え、それに伴って採用が多い傾向があります。
例えば、化粧品づくりを公開する「オープンラボ」がある「アルビオンフィロソフィー」(2020年6月にニューマン横浜にオープンしたばかり!)、2020年1月に原宿駅前にオープンした@cosmeのネットの世界とリアルの体験が融合する新しい体験型店「@cosme TOKYO」、イスラエルから直輸入したウォータースタンドでのスクラブ体験が魅力の「SABON(サボン)」などで求人募集が多くありました。

そのほか、百貨店ブランドが揃うセミセルフ型コスメショップ「ISETAN MiRROR(イセタンミラ―)」、百貨店ブランドから人気ボディ・ヘアケア、ヘアアクセなどの小物まで揃う豊富なラインナップが魅力の「フルーツギャザリング」など、ブランドの垣根を越えて複数のブランドやコスメを自分自身で比較検討できる店舗が増えてきています。
ブランドごとにブースが分かれている百貨店とは違い、自分に合うコスメを自分のペースで見つけることができる魅力があり、店舗の増加に伴い採用も増えてきています。

「売り手市場」から「買い手市場」へ、いま求められる美容部員とは。

新型コロナ禍のなかで美容部員の採用状況も変化しています。
「体験型店舗の増加」と「オンライン美容部員」という相反する新しい流れのなかで、いまの美容部員にはどんなスキルが求められるのでしょうか?
現在の化粧品業界の採用状況と、「店舗」「オンライン」どちらでも活躍できる美容部員の秘訣をみていきましょう!

「売り手市場」から「買い手市場」へ

一部ブランドでは契約の終了や、採用基準の上昇など厳しい状況も現実です。
募集企業が数社にしかない事に対して、求職者は数百人集まっている状況です。
また一人が一社のみに応募するわけではなく、何社にも応募するためより競争率が高くなっています。
今までは求職者側が企業やブランドを選んでいましたが、今は企業側が採用人数を制限していたり、採用基準を上げている影響で「企業が求職者を選ぶ=買い手市場」に転じつつあります。

しっかりとブランドを理解して言葉で商品の魅力を伝えられること

「コミュニケーション能力」が最も重視されています。体験型店舗が増加していること、採用基準が高まっている事、なによりタッチアップが自粛されている事もあり、製品の魅力を自分の言葉でしっかりと伝えることができる人はとても魅力的に映ります。

その他、競争率が高いため美容部員経験者が有利です。そのため、しっかりと職務経歴を記入して自分の経歴をアピールする事が大切。
未経験者も、他の業界での販売経験や、今までの経験の中でコミュニケーション能力を発揮したことをアピールしていきましょう。
また、競争率が高い中なので、企業との連絡の段階から丁寧かつスピーディな対応を心掛けてください。

「買い手市場」での求人の探し方

スポット的に募集が掛かったり、昨日までなかった募集が突然再開する事も多いです。
紹介可能なブランド1日刻みで変動するので、要チェック。
急な募集はアットコスメキャリアのサポート付き求人でも取り扱いがあるため、サイト内をよくチェックしてみてください。

応募の際は、繰り返しになりますがプロフィールや経歴など自分をアピールできることはしっかりと書いておきましょう!

いまの状況をもっと詳しく聞ける、セミナーに参加しよう!

アットコスメキャリア主催の美容部員への転職セミナー

アットコスメキャリアの専門のカウンセラーが、「コロナ禍で求められる美容部員とは?」など、いまの化粧品業界の市場についても詳しくお話します。
関東、関西、東海、四国・中国、九州エリア対象で随時開催中です!

関連するキーワード

RANKING

KEYWORD

PICKUP

あなたにマッチしたブランド教えます!アットコスメキャリア転職相談
履歴書不要!面接なし!未経験でも安心!充実のサポートではじめる美容部員