アパレル販売員から異業種・異職種へ転職できる?
もちろんです!そもそも美容部員(化粧品販売職)は中途入社が多数!
私は美容部員として新卒で入社しましたが(ちなみに美容専門学校卒ではありません)、同僚の中途入社率の多さにはそれほど驚きませんでした。就活で化粧品会社の採用情報を調べていても、中途採用しかしていない企業が多く、ガッカリしたことも多かったからです。
また、中途採用で入社した先輩方の前職はアパレル販売を含め様々で、異業種から美容部員に転職したという方がほとんどでした。なかでもアパレル販売出身者率が高かった印象があります。その当時は「ファッションが好きな人はおしゃれだし、コスメも好きなんだろうなぁ」くらいにしか思っていませんでしたが…。
私が美容部員から転職して、ここアイスタイルキャリアのキャリアコーディネーターとして働き始めたとき、アパレル販売経験者がコスメブランドに歓迎されやすい職種だということを実感しました!
その理由は、アパレル販売とコスメ販売(美容部員)の共通点の多さ!そのため、特別な美容知識がなくても即戦力候補として高評価されたり、優遇される可能性があるのです。
アパレル販売とコスメ販売(美容部員)の共通点
アパレル販売とコスメ販売は接客業である点、販売職である点はもちろん共通しているのですが、それ以外にも様々な共通点があります。
・顧客層は女性がメイン
・お客様に積極的にお声がけして販売するスタイル
・在庫管理の仕方やギフト対応など、接客以外の業務内容が似ている
といった点が特にアパレル販売とコスメ販売では共通しています。そのためアパレル販売経験者は、扱う商品は違えど自然と業務になじみやすく、すぐに活躍できる可能性が高いです◎
逆に異なる点でいうと、
・コスメ販売ではタッチアップが発生する
・コスメ販売ではスキンケアやフレグランスなど、その場の見た目で効果がわからないものを魅力的に紹介する必要がある
といったことがありますが、これはどの職種から転職しても同じことが言えるでしょう。
美容部員を経験する前は「タッチアップができるかな」「製品知識を覚えられるかな」といったことを心配される方も多いですが、これは皆さん意外と大丈夫なんです。なぜなら自分が興味のあることだからすぐ身につきます。
私も新卒ではありますが、最初やる気満々で製品のことやセールストークを完璧に覚えていました。が、いざ店頭デビューしたら付帯業務の多いこと!入社後半年は付帯業務関連のミスが多く、よく注意されて落ち込んでいました…。アルバイトでも何でもいいから、私に同じような業務経験があって苦労しなかったらどんなにいいだろうと思っていました。
ですので、付帯業務に共通点があるというのはとても大きなメリットなのです。
ちなみに、アパレル業界を辞めたい理由として、ディスプレイ替えや在庫整理などが頻繁に発生して残業が多い…と言ったお悩みをよくお聞きしましたが、コスメ販売では残業は少ない傾向があります。
私が美容部員をしていた時も、月20時間以上残業することは最繁忙期のクリスマス前後以外は基本的に無かったと思います。これは嬉しいギャップですよね。
アパレル販売出身者は採用率が高い?!
実際に、アパレル販売経験のある求職者の方を化粧品会社の人事の方にご紹介すると、とても喜ばれることも多かったです。
・身だしなみへの意識が高い
・お客様へお声がけすることに抵抗がない
・売上への意識が高い、売上管理の仕方を知っている
・在庫管理やレジ業務など、コスメ販売で必要な業務もある程度経験がある
といった形で、早期に活躍いただけるのではという期待値があるんですね。
もし「美容部員の仕事をやってみたいけど、アパレル販売経験しかないし不安…」という方がいらっしゃったら、ぜひ自信をもってチャレンジしていただきたいと思います!
アパレル販売員から転職したいなら!ブランド選びはプロにお任せを!
アパレル販売と一口にいっても、自分に合う世界観や条件のブランドを選ぶのは大変ですよね。それはコスメ販売でも同じです!
アイスタイルキャリアでは、化粧品業界専門のプロのキャリアコーディネーターがあなたの経験や希望にマッチするブランドを丁寧にご紹介します。
「まだすぐに転職するわけではないけど、自分に合うブランドを知りたい」「自分の好きなブランドはどんな環境かな?」「アパレル経験を活かせる仕事は?」など、疑問を解消するために活用いただくのもアリです!
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