【目次】
■日本化粧品検定とは?
■大手企業でも導入多数!
■階級ごとの試験範囲と特徴
■日本化粧品検定を取得するメリット
■日本化粧品検定の資格を活かせる仕事・職種
■日本化粧品検定を取得するには?受験対策方法
業界内での認知度はダントツ!?日本化粧品検定とは?
日本化粧品検定は、文部科学省後援の公的資格。化粧品・美容に関する知識の普及と向上を目指した検定です。化粧品の基礎知識、美容皮膚科学、化粧品に含まれる成分や法律、メイクアップ方法、肌のお手入れについてなど、幅広い美容知識を体系的に学ぶことが可能。
「1級」「2級」「3級」の3段階あり、難易度や出題範囲が変わります。各分野の専門家40名以上に監修されており、化粧品の正しい知識が身に付く検定として非常に知名度の高い資格です!
受験者数は累計132万人以上!
2013年の検定開始以降、1級~3級の受験者数は累計132万人*を超え、受験者数は年々増加しています!
キャリア形成や、コスメに関する仕事を目指す方など幅広い方から支持されているんです
(*2023年12月時点)
引用元:日本化粧品検定(https://cosme-ken.org/lp_kentei/)
大手企業でも導入!協賛/サポート企業は550社以上!
社員の美容知識向上のために日本化粧品検定を導入している企業も多数!大手化粧品メーカーをはじめ、多くの美容関連企業で社員研修や社内資格制度に導入されています。資格を取得することで、美容業界への就職・転職やキャリアアップにも役立つことがわかりますね!
参考:https://cosme-ken.org/business/
階級ごとの試験範囲と特徴
検定試験は、難易度や出題範囲が異なる「1級」「2級」「3級」の3段階に分かれています。どの階級にも応募資格制限はなく、何級からでも受験できます。1級・2級の併願受験も可能。自分の目指すレベルに合わせてレベルアップを図りましょう。
3級▶まずは基本を知りたい人
化粧品知識の基本的な内容。間違えがちな知識など、日常的に役立つ美容知識が問われます。3級に限りWEBで受験が可能!一度で合格できなくても、無料で何度でも受けられます◎
2級▶美容について詳しく語れるようになりたい人
美容皮膚科学を中心に、肌悩みに合わせた化粧品の選び方やメイクアップ、紫外線、生活習慣美容、マッサージ、食事・睡眠・運動などのトータルビューティーに関する知識を習得。試験は3級の出題範囲を含めて出題されます。
1級▶化粧品の専門家として活動したい人
2級・3級の内容に加え、化粧品の中身や成分、ボディ、ヘア、ネイル、香料、サプリメント、オーラルケアまで幅広く網羅。化粧品に関連する法律やルールなど専門的な知識も問われます。
1級に合格するとコスメコンシェルジュを目指せる!
1級に合格すると日本化粧品検定最上位資格「コスメコンシェルジュ」にチャレンジ出来るようになります!
<資格取得条件>
・日本化粧品検定1級への合格
・日本化粧品検定協会の会員
・日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ養成講座を受講し、所定の試験に合格していること
コスメコンシェルジュになるためには、1級合格後にコスメコンシェルジュ養成講座を受講。課題提出と修了試験を受ける必要があります。全てWEBで受験が可能。資格取得のチャンスは年2回だけです。
化粧品の専門家として、常に知識を更新しながら活躍の場を広げたい人は挑戦してみてください。
日本化粧品検定を取得するメリット
キャリアアップ、就職・転職、美容業界で活動したい人、知識を深めて日々の生活に取り入れたい人など、あらゆる人にメリットがあります!
美容・コスメ業界のキャリアアップに活かせる
社員教育として導入している企業の多さからもわかる通り、美容・化粧品業界でのスキルアップ・キャリアアップに活かせるのが大きなメリット!
実は受験理由の約6割がキャリア形成なんだとか!美容に関連する業種で働いている場合、仕事の幅が広がったり、キャリアップが期待できます。
知識習得によって提供するサービスの質が上がるため、成果が出やすくなる可能性もあります。
今美容業界で働いている方だけでなく、将来的に美容に携わる仕事がしたい!という方にもう役立つ資格です。
参考:第17回日本化粧品検定受験者アンケート
https://cosme-ken.org/business/
就職・転職でアピールできる!優遇されることも!
採用時に、化粧品検定資格保持者を優遇する企業もあります。たとえ化粧品・美容業界で経験がなくても、一定の美容知識を身に付けているという評価に繋がります。エントリーにあたって資格取得が必須となっているケースは稀ですが、履歴書にも書ける資格なので就職・転職活動時にはアピールしましょう。
説得力・信頼性の向上
検定を持っていることは、化粧品・美容に関する知識の客観的な証明になります。業界内でも認知度が高いことから、お客様・取引先・会社・SNS発信など、幅広い場面で説得力や信頼度を上げることが出来るでしょう。
資格手当がある企業も!
福利厚生の一環として、資格保持手当の支給や資格取得支制度がある企業が美容業界ではたくさんあるんです!受験費用や書籍費用のサポート等を受けて、入社後に日本化粧品検定の取得を目指せます。
正しい知識で自分もキレイに!
日本化粧品検定で習得した知識が活かせるのは仕事だけではありません。学ぶ内容は、スキンケアやメイクの方法など、普段の生活に使える知識も豊富!自分磨きになるほか、自分に合うコスメを選べるようになるメリットもあります。
日本化粧品検定の資格を活かせる仕事
日本化粧品検定の資格は、様々な職種・仕事に活かすことが可能です。その中の一部を紹介します。
美容部員・BA
資格をそのまますぐに活かすなら化粧品販売(美容部員)がおススメ!百貨店の化粧品売り場やコスメショップでお客様のお悩みをカウンセリングし、適切なコスメを提案・販売するのが主な仕事です。お客様それぞれに合わせたアドバイスが必要な仕事なので、日本化粧品検定で得た知識を直接活かせます。
美容師
化粧品検定では、ヘアに関する知識も習得するため、美容師も化粧品検定の知識が役立ちます。
また、髪の毛のカットやシャンプー、カラー、ヘアスタイリングだけでなく、メイクや肌に関する知識や技術があることでお客様からの信頼が得やすく、重宝されるでしょう。
メイクアップアーティスト/ヘアメイクアーティスト
お客様の要望に合わせたメイクを行うメイクアップアーティストやヘアメイクアップアーティストも化粧品検定の知識が役立ちます。メイクアップアーティストの対象となるお客様は、一般の方々から著名人・モデルまで様々。肌質やテーマに沿ったメイクを美しく仕上げるには、肌や化粧品に関する専門知識が不可欠です。
化粧品メーカーの本社職
化粧品販売をする美容部員・BAだけでなく、化粧品メーカーの営業職・商品企画・研究開発・トレーナー・講師などの職種にも活かせます。取得してキャリアアップに生かしたり、化粧品メーカーの商品開発に携わりたい学生さんが取得するケースもあるんだとか。
トータルビューティーアドバイザー
トータルビューティーアドバイザーとは、美容について総合的なプロデュースを行う職種。メイク、ヘア、エステ、マッサージ、痩身、脱毛など、幅広いサービスに携わるため、美容のプロとして深い知識と理解が求められます。
美容に関わるメディアの仕事
日本化粧品検定で得た知識を活かして、メディアで発信しをしたり、アドバイスを行う仕事もあります。SNSやブログ、Youtube、雑誌で活躍するコスメライター(美容ライター)やコンサルティング業など、フリーランスとして活躍する人も増えており、資格保持者の活躍の場は多岐に渡っています。
日本化粧品検定を取得するには?受験対策方法
専門知識を問われる日本化粧品検定を取得するにはどのような方法があるのでしょうか?おススメの試験対策をご紹介します!
公式テキストと問題集を使って勉強!
日本化粧品検定公式教材として、階級別のテキストや問題集が発売されています。検定試験は公式テキストから出題されることが明言されているため、受験対策にピッタリです。資格取得後も、美容に関する教科書として長く役立ちます。
認定スクールや専門学校で学ぶ
日本化粧品検定協会が認定する全国の認定スクールで試験対策講座も実施されています。講師から直接学びたい人におススメです。Web通信講座で受講も可能です。
参考:日本化粧品検定 対策講座
https://cosme-ken.org/seminar/
日本化粧品検定 活かせる仕事をお探しなら
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美容業界で働きながら日本化粧品検定の取得を目指したい方も大歓迎です!