目次~この記事でわかること~
■美容系の仕事とは
■それぞれの職業のメリットとデメリット
■美容系の仕事への転職を考えるなら…!
美容系の仕事とは
美容系の仕事には美容師や美容部員など接客業を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実は美容系の仕事には様々な職業があります。
おおまかにこのようにわけることができます。
◆販売系
◆技術系(専門職)
◆カウンセリング・受付系
この職業を詳しく解説していきましょう!
販売系
百貨店や化粧品専門店、ショッピングモールなどで化粧品ブランドの販売員としてコスメをお客様にご紹介し、販売するお仕事です。
美容部員、ラウンダーなどがこちらのカテゴリーに該当します。
美容部員はブランドの顔として配属された店頭に立ち、豊富な製品と美容の知識でお客様に最適な商品を提案していきます!
一方、ラウンダーはブランドの商品が置かれている雑貨店やバラエティショップを複数担当し、店舗を回りながら自社製品をお客様にご紹介します。
美容系の仕事の中でも、販売系の仕事は未経験や美容専門学校を卒業していなくてもチャレンジしやすいのが特徴です。
アットコスメキャリアでも圧倒的な人気職種で求人数も多いです!
まず美容系の仕事で何から始めようか迷っている方はねらい目の仕事かも?
技術系(専門職)
美容系の専門職は販売職とは少し異なり、お客様にタッチアップすることや施術自体に対して料金をいただくような以下の職業のことをいいます。
・メイクアップアーティスト
・ヘアメイク
・ネイリスト
・アイリスト
・美容師
・エステティシャン
どの職業もスキル・専門性が問われる職業になります。
いずれも資格や専門学校の卒業などが要件になっていたり、
お仕事開始から数年は修行期間としてアシスタントをしてから一人前になったり、
何かと厳しい世界の印象がありますが、そこを乗り越えて独立する方が多いのもこの職種です。
将来は手に職をつけたい、自分の店を持ちたいなどの夢がある方は目指す価値ありです。
カウンセリング・受付系
こちらは美容クリニックなどの医療×美容の現場で、
お客様が診察などを受ける前にどのような施術が適切なのかを判断しご提案していくカウンセリングをする仕事になります!
アットコスメキャリアでもこういったカウンセリング系の仕事の求人が掲載されることがありますが、
ほかの職種に比べて給与水準が高く、クリニックによっては固定のお休みが取れることから
ライフスタイル重視の方に人気の仕事です。
美容知識の有無は問われないことも多く、未経験から高めの給与を狙えるのも魅力ですね。
それぞれの職業のメリット・デメリット
美容系の仕事のざっくりとしたジャンルがわかったところで、
それぞれの仕事のメリット・デメリットを比較してみましょう!
自分の憧れの仕事を選ぶのも一つの選択肢ですが、自分の仕事を選ぶ上でのこだわりと照らし合わせていくと意外なところとマッチするかもしれません!
販売系の仕事のメリット・デメリット
<メリット>
・未経験でも挑戦しやすい
・他の業種、業界にも転職しやすい
<デメリット>
・給与水準が高くないことがある
・土日休みが取りにくい
販売系の仕事の魅力は、なんといっても未経験で始められることだと思います。専門性が求められがちな美容業界でも、資格が必要ないのでまず初めのステップとして最もチャレンジしやすい美容系の職種です。
その上、仕事を経験していく中でスキンケアやメイクアップの知識、タッチアップスキル、販売トーク、接客マナーなど美容業界で必要な様々なスキルを身につけることができるので、スキル次第ではキャリアアップが可能です!
将来美容業界で他の仕事に転職したい時や、他の業界やオフィス職に転職したいとなったときにも活躍します!
実際に、私がカウンセリングした美容部員経験者の方々は次のキャリアとしてCA(客室乗務員)、エステティシャン、受付、事務、キャリアカウンセラーなどなど本当に様々な職種にも挑戦されていました。
なぜこのようなキャリアチェンジが可能になるのかというと、美容部員(BA)の仕事では百貨店などのラグジュアリーな空間で接客することが多いため、販売職の中でも特に高いレベルの接客マナーを身につけていきます。
また、お客様に短時間で最適な商品をご紹介するためのカウンセリング力も身につくためどの仕事でも重宝されるマナーや、人の話を聞く力が身につきます。
私も最初のキャリアとして美容部員を選び数年後にキャリアカウンセラーや人事の仕事をすることになったのですが、社会人生活の全ての基盤を美容部員時代に築いたと言っても過言ではありません!
一方でデメリットとしては、美容系の他の職種に比べて給与水準が高くないことが挙げられます。
近年その水準は上昇傾向にありますが、都会で一人暮らしをしながらとなると場合によってはあまり贅沢はできないかもしれません。
その代わり、インセンティブといって実績に応じてプチボーナスが入るようなブランドも多々ありますので、実力次第では月収アップも見込めます!
また、どうしても世間のお休みが繁忙期になるため土日や年末年始などに出勤になることが多いです。
個人的には平日休みの方がどこに行っても空いてて快適だからシフト制っていいなぁと思うのですが、
ご家族や友人との予定を土日で合わせたい場合にはなかなか難しいかもしれません。
ただ、だいたいのブランドは希望休という形で月に2,3日程度のお休み希望が出せるため
どうしてもこの土日は休みたい!という場合は事前に上司に相談することで土日にお休みを取ることもできます。
販売職になったら全く希望のお休みは取れない!というわけではないのでご安心くださいね。
技術系(専門職)の仕事のメリット・デメリット
<メリット>
・手に職がつく
・将来自分で独立しやすい
<デメリット>
・資格取得などの準備期間が必要
・拘束時間が長くなりがち(特に最初の数年間)
・土日休みが取りにくい
メイクアップアーティストやエステティシャンなどの専門職は、やはりその専門性が魅力。
資格もそうですが、その仕事ができる人自体が限られているので、同じ職種で会社やブランドを変えたい!となったときにも引く手あまたです。
また、長期間技術を磨き続けることで一生モノの仕事にもなりますし、フリーランスとして独立して自由な働き方を選択しやすいのもこの職種の特徴です。
もしくは会社に所属している間に店舗経営の方法を学び、将来は自分がお店を経営する立場を目指す方も多いです。
一方で、どうしても専門的な仕事ゆえ専門学校に通ったり資格を取得するまでにかかる
費用や時間が必要となってきます。
さらに仕事が始まってからもしばらくはアシスタントとして動くことがほとんどなので、
一人前のアーテイストや美容師として活躍するまでには少なくとも3年ほど見ておく必要があるでしょう。
拘束時間については、日中はアシスタント業務を行い、夜間に自分のスキルアップのための練習などを行うことも多いためどうしても長くなりがちです。
プライベートの時間を大切にしたい、というよりは仕事自体が楽しい!という人でないと
拘束時間の長さにストレスを感じてしまうかもしれません。
カウンセリング・受付系の仕事のメリット・デメリット
<メリット>
・立ち仕事ではないため体力的に続けやすい
・給与水準が美容系では高め
・固定休みになりやすい
<デメリット>
・ノルマが課されることもある
・他の職種に比べると美容系のイメージが弱い
カウンセリング・受付系の仕事は、主にワークライフバランス重視の方におすすめです!
クリニックなどの定休日が決まっているところで働くことが多いため、
お休みの日も固定されて予定が立てやすいのは他の美容系の職種にはない魅力ですよね。
また、カウンセリングや受付の求人では給与水準が未経験でも美容部員の店長並みというパターンをよく見かけます!
仕事は仕事の時間、プライベートの時間もしっかり確保して自分へのご褒美も多めにしたい!という方にはとても魅力的なのではないでしょうか。
デメリットとしては、カウンセリングをしたお客様からの契約の申し込み数や金額がノルマとして課されることもあります。
ノルマという名目でなくとも、目標としてしっかりと課されることが多いので
その点は覚悟して取り組む必要があるかもしれません。
ただ、どの会社でも目標に達成しなかったからと言ってペナルティがあるといったことはありませんのでご安心を!
また、これは人によりますが「思ったよりも美容とかけ離れている」といった声もちらほらお聞きします。
職場は主に美容クリニックなど、医療寄りのテーマを扱うところになりますので
メイクやスキンケア、フレグランスなどの華やかな商品を扱う、もしくはそれらを自分が身にまとうイメージをもってしまうと
仕事を始めた後にギャップを感じてしまうかもしれません。
美容系の仕事への転職を考えるなら…適性診断はプロにお任せを!
美容系の仕事でも、たくさんの職種と違いがありましたね。
ご自身に合いそうな仕事は見つかりましたでしょうか?
なんとなく把握はしたものの、「自分に合うのか」を考えるとなかなか判断は難しいのではないでしょうか。
そこで、アイスタイルキャリアでは、美容業界専門のプロのキャリアコーディネーターがあなたの経験や希望にマッチする仕事やブランドを丁寧にご紹介します!
「まだすぐに転職するわけではないけど、自分に合う職種を知りたい」「自分の気になる会社はどんな環境かな?」「希望の仕事につくにはどんなことをすればいい?」など、ご相談だけでも大丈夫です!
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