2024.05.31

美容師はやめとけと言われるのはなぜ?その理由3選と真相・おすすめの転職先も解説

自分の技術でお客様を美しくできる美容師は人気の仕事ですが、「美容師の仕事はブラックだからやめとけ」と言われてしまうこともあるようです。
「美容師の仕事に憧れているけど、実際のところ労働環境はどうなんだろう?」
「もし辞めたくなったら転職先はあるのかな?」
など、実際に美容師として働いた時のデメリットや将来が気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな声にお応えし、美容師はやめとけと言われる理由や働くメリット、やりがい、辞めたくなったときのおすすめの転職先などを解説します!

目次~この記事でわかること~

■美容師はやめとけと言われる理由3つ
■美容師のやりがい
■やっぱり美容師の仕事がしたい!心掛けることは?
■美容師を辞めたくなってしまったら?おススメの転職先3選

美容師はやめとけと言われる理由3つ

厚生労働省の2023年度調査によると、理美容師の3年以内の離職率は56%と言われており、
美容師の仕事に就いたものの辞めてしまう方が少なくはないということがわかります。
この離職率の高さも「美容師はやめとけ」と言われることに関係していそうですが、
何が大きな理由となっているのでしょうか。

理由①:残業・休日出勤が多い

美容師は拘束時間が長いことで有名です。
特に入社3年以内は一人前のスタイリストになる前の修行期間でアシスタントとして勤務することも多いため、
お店の営業時間外に技術の練習をしたり、勉強会に参加したりすることで1日の勤務時間が12時間前後になることもあるようです。
自分の技術を磨くためとはいえ、半日お店にいるとなるとプライベートの時間を確保することは難しいですよね。
「プライベートを充実させたい」「営業時間外の仕事はなるべくせずに早く家に帰りたい」と考えているプライベート重視派の方には、美容師の仕事は選択肢に入りづらいかもしれません。

理由②:下積み時代が長い

美容師=スタイリストになる前の下積み、いわゆるアシスタント職のことですが、
このアシスタント職期間は個人差がありますが大体1年~3年程度と言われています。
アシスタント期間中は業務内容が制限され、スタイリストのサポートがメインになりますので
「つまらない」「思っていた仕事と違う」と思ってしまうこともあるようです。
入社前の華やかな印象と下積み時代の業務のギャップが大きいことから、美容師はやめといた方が良いと言われる理由の一つになっています。

理由3:下積み時代の給料が低い

下積み時代の業務内容に理想と現実のギャップがあるとお伝えしましたが、給与面でも下積み時代は厳しいことが多いのが美容師。
アシスタントでいる間はスタイリストよりも業務内容が限られているため、当然給与にも大きな差があります。
給与体制が歩合制のサロンも多いので、自分の顧客がつかないアシスタントは当然歩合がつきづらく給与水準は低くなります。
こういったことから「安定した仕事」のイメージがつきづらく、美容師はやめとけと言われる大きな理由にもなっています。

美容師のやりがい

美容師はやめとけと言われることもありますが、やりがいも大きい仕事です。
イメージだけではなく、実際の業務でのやりがいをピックアップします!

お客様の喜ぶ姿が見られる・感謝してもらえる

厳しいアシスタント期間を乗り越えてスタイリストになったら実際に自分の技術でお客様を綺麗にすることができます。
自分の施術でお客様の表情が明るくなったり、感謝の言葉をかけてもらえるとやりがいを感じますよね。
お客様から直接「素敵に仕上げてくれてありがとう」や「また次回もお願いします」等の言葉をかけてもらったとき、美容師でよかったと実感します。

自分ならではの技術やセンスを表現できる

美容師として、自分の技術でお客様にサービスをしますが、身に付けた技術がすぐに実践できることで常に向上心を持って技術を磨く楽しさを感じられます。
トレンドを活かしたスタイルや自分のセンスを活かして働けるので、クリエイティブなことが好きな人はやりがいを感じて仕事ができます。

努力と実力で給料アップができる

美容師の給料は、基本給に加えて歩合給としてインセンティブをもらえることが多いため、自分への評価が給与に直接反映され、自分の努力と実力が認められることでやりがいを感じます。
自分の顧客がたくさんできたら独立をして自分のサロンを作ったりすれば更なる収入アップも見込めるので、夢がある仕事ですよね。

やっぱり美容師の仕事がしたい!心掛けることは?

お客様やスタッフとのコミュニケーションを楽しむ

美容師は施術中はもちろん、それ以外でもお店のスタッフと連携して仕事をしたり、営業時間外でも一緒に技術を磨く練習をしたりと、常に人と関わっています。
年齢層の幅広いお客様の話を聞いたり、お店のスタッフと情報交換したりすること自体を楽しめると、長い勤務時間も苦になりづらくなります。

体調管理

拘束時間が長いだけではなく、基本的には立ち仕事のため当然ながら体力勝負の仕事です。
どの仕事もそうですが、休む時間もしっかり確保して体調の管理ができることは美容師を続けていくためには必須です!

「美容師になりたい」という熱意を持ち続ける

実は一番重要なのがこの熱意。
給与面や労働時間など、条件的な面で美容師はやめとけと言われやすい職業になっていますが、華やかな職業には下積み期間はつきもの。
厳しい下積み期間があると認識し、そこを乗り越えて美容師・スタイリストになる!という熱意をもって取り組み、経験を積み重ねていくことが大切です。

美容師を辞めたくなってしまったら?おススメの転職先3選

たとえ美容師を志すことや、美容師を経験して辞めてしまったとしても、以下のような職種に資格や経験を活かせます!

アイリスト・アイブロウリスト

アイリスト、アイブロウリストともに美容師免許保持者のみが施術できる専門職なので、美容師からの転職にぴったりなんです。
同じ美容業界内であるものの、残業が少なくライフスタイルとの両立がしやすいこともあり、美容師から転身を希望する方が増えています。
また未経験で応募できる求人も多いため、美容師免許を活かしてキャリアチェンジをしたい方におススメです。

美容部員・BA

美容部員・BAはお客様の肌やメイクに関するお悩みをカウンセリングして、それを解決するための化粧品を提案する仕事です。
美容師と同じく、美を提供するという点で美容部員は美容師との親和性が高い職種だといえます。
美容に関する専門知識が既にあることに加えて、接客経験、カウンセリングスキルと、美容部員の仕事に活かせるポイントがたくさんあるので、
美容師経験があると、選考に有利になる場合もあります。

メイクアップアーティスト

化粧品ブランドに入社してブランド所属のメイクアップアーティストにステップアップする道、フリーランスとして化粧品メーカーのイベントで活動する道、事務所に所属し、テレビや雑誌・ファッションショーなどでモデルにメイクをする道など活躍の場は多岐に渡ります。
最近は、一般のお客様にメイクレッスンを行うメイクサロンのお仕事も注目されており、求人増加中です。

美容師目指すべき?転職すべき?迷ったら美容業界のプロに相談!

「転職したい。でもスタイリストデビューしてからが良いかな?」「アシスタント経験だけじゃ異業種転職に不利?」「美容業界で美容師免許を活かせる仕事がしたい」「忙しいから効率よく転職活動を進めたい」
\そんなあなたへ!/
美容業界転職のプロに相談して、転職活動を最短ルートで進めましょう!
まずはご相談だけでも大丈夫◎あなたのご希望や条件にマッチしたピッタリのブランドをご紹介・企業へ推薦します♪

アットコスメキャリア編集部 小泉

10年以上美容業界一筋。1児の母。
美容部員からキャリアコーディネーター・人事を経てフリーランスの香水コンサルタントへ転身中。
美容業界で働く人、採用する人の両方の視点からお役に立てる情報を発信します!

美容部員になりたい方をサポート!アットコスメキャリア転職相談 履歴書不要 お家で簡単 LINEビデオ通話で相談可能!詳しくはこちら
履歴書不要!面接なし!未経験でも安心!充実のサポートではじめる美容部員