志望動機を考える前に大切なこと◆美容部員の仕事を理解しよう!
志望動機を考えるうえで欠かせないのが、美容部員という職種への理解。美容部員の仕事内容をきちんと把握することが大前提となります。
仕事に対する理解を深めることで志望動機のヒントにもなるので、改めておさらいしてみましょう。
美容部員・BAの仕事内容
【接客販売】
接客販売のお仕事中でも美容部員ならではなのが「タッチアップ」と「カウンセリング」です。実際にお客様のお肌を間近で確認しながら、最適な商品を提案します。
【バックヤード業務】
商品の検品、陳列、納品作業、店頭清掃、ブラシやパフのお手入れ、テスターやショッパー等販促物の管理・整理など、華やかな店頭からは見えない「バックヤード業務」も実はたくさんあります。
【事務作業】
接客の合間には、在庫管理や予約伝票の整理、売上の集計、顧客管理などの事務作業も行います。立ち仕事で接客メインのイメージがある美容部員ですが、事務処理能力や時間管理も必要になることを理解しておくのは重要です。
【販売促進活動】
POPの作成、ディスプレイの設置も美容部員が行っている場合があります!最近は、SNSやオンラインコンテンツの更新やライブ配信、オンラインカウンセリングなど、様々な形でお客様と触れ合うことも。
美容部員・BAの志望動機を聞かれる理由って?
美容部員・BAの面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが『志望動機』。なぜ企業はそこまでして『志望動機』を聞きたがるのでしょうか。
その理由は、『このブランドが好きだから』という理由で入社した美容部員・BAの離職率が非常に高いからです。
化粧品ブランドにはそれぞれ独自の世界観が存在し、美容部員と言ってもブランドが違えば環境も仕事内容も大きく違います。
でも、入社前にブランドの違いや自分に合ったブランドを見つけるのは至難の業です。
だから、『このブランドはたぶん自分に合ってる!』『このブランドは好きだから大丈夫!』という感覚を頼りに入社する人が多く、結果『思っていた雰囲気や仕事と違った』等の理由で辞めてしまうケースが多々あるんですね。
そのため、企業は入社後にブランドと合わないという理由で離職してしまうのを防ぐために、志望動機を聞くことで、ブランドとの相性や応募者の志望度合いを判断しているんです。
美容部員・BAの志望動機はどう考える?
では、面接官が知りたいことを答えるために、志望動機はどう考えたらいいのでしょう?
それは『好きだから』『このブランドの商品を使っているから』だけではなくなぜ好きになったのか、その理由を考えることが面接官に働く意欲が伝わる志望動機を作る近道です。
志望動機は企業の面接官に熱意や意欲伝えるためのものです。そのため面接官が納得する志望動機の内容を話せるように考えておくべきですね。
では、どのように志望動機を考えていくのか、以下にまとめてみました!
このブランドの美容部員・BAになりたいと思ったきっかけや経験を見直そう!
たとえば商品を使って感動したことや、商品を使うようになった出来事、ブランドの世界観など、そのブランドを好きになったきっかけは人それぞれです。
しかし『好きだから』だけでは面接官は長く働いてもらえるのかが分かりません。ご自身では意識できていなくても、このブランドで働きたいと思ったのにはそれなりの“理由”があるはずです。
だからこそ『このブランドで働きたい!』と思った理由を具体的にして、面接官に志望動機を伝えることが必要になります。そのためには”具体的なきっかけ”を見直すことが大切。あなたならではの、“きっかけ”や“理由”を志望動機にできることがポイントになります。
また、より志望度が高いと思ってもらうために、
□数あるブランドのなかで、なぜこのブランドを志望するのか
□このブランドでやりたいこと
□やりたいことがこのブランドでしかできない理由
□ブランドの考えやコンセプトを理解した上で、どんな美容部員になりたいか
□未経験であっても、それまでの経験をこのブランドでどんな風に活かせるか
などを話してもいいですね♪
志望度をアピールするために、ブランド研究は絶対です!
志望動機を考える上でブランドを理解することはとても大切なこと。
理解しているからこそこのブランドで働きたい!ということをきちんとアピールするためにブランド研究は必要なんです。
研究方法は
□働く目線でお店に行く
□そのブランドの接客を体験する
□ホームページをみて商品にどんな想いが込められているのか理解する
□実際に商品を買って使ってみる
□他のブランドとの違いを理解する
など、それぞれ今までやったことがあるものでも、このブランドで働くという意識を持ちながら改めて店舗に行ってみると何か違った発見があるかもしれませんよ。
例えば、接客を受けてみると他のブランドではなかった気遣いや商品の紹介の仕方に気づくかもしれません。
すべて、お客様の目線ではなく”働く目線”で見ることが志望動機のポイントです。
面接での志望動機の長さはどのくらい?
志望動機の長さは約1分~3分を意識して話すといいでしょう。短すぎると意欲が少ないと思われてしまいますし、逆に長すぎると要点がまとまらず伝えたいことが伝わらない可能性があります。自分の伝えたいことをわかりやすく明確に伝えるように意識しましょう。
またグループ面接の場合は1分以内に収めるのがベターです。
稀に「志望動機を1分以内で教えてください」など時間を指定される場合もありますので、どんな長さでも話せるように対策しておくと尚よいでしょう。
美容部員・BAの志望動機★成功した例文
志望動機を通じて、たくさんある化粧品ブランドの中でここで働きたい理由は何なのか?!をブランド側は知ろうとしています。『なぜこのブランドで働きたいと思ったのか』を具体的に話しましょう!
では、実際はどのように話せばいいのか、先輩美容部員の内定をもらった志望動機を例に見てみましょう!
志望動機の成功例文
・お店に行ったときに、美容部員さんが肌質や色味を見ながら私に合うチークを一緒に探してくれました。お客様の肌悩みや求めている物に最も合う商品を提供するためにとことん追求する接客スタイルに魅力を感じ、私もこのブランドで働いてみたいと思いました。
・このブランドの商品を長年愛用しています。知れば知るほどラグジュアリーな世界観やそれぞれの商品に込められた想いの深さに気づきました。このブランドを好きなお客様や、まだブランドをあまり知らないお客様など多くの方にこのブランドの素晴らしさを広めたいと思いました。
・私自身、このブランドの○○という商品を使ってコンプレックスだった肌悩みが解消されました。だからこそ同じ悩みをもつお客様に、より親身になって接客できると思ったからです。
・学生時代、友達にメイクをして喜んでもうことが好きで、より多くの方に喜んでもらいたいと思い美容部員を目指しました。その中でも、ブランドに愛情を持っている美容部員になりたかったので、私自身が『すべての人のカワイイを叶える』という想いに共感しているブランドの美容部員になりたいと思いました。
志望動機の他にも、面接に関するお役立ち情報が満載!ぜひご活用くださいね。
美容部員・BAの自己アピールとは?成功した例文
面接官から「自己PRをお願いします。」といわれることもあるなど、面接を受けると決まったら準備しておかなければいけないのが自己アピールですよね。企業が自己アピールを聞きたい理由としては、あなたのこれまでの経験やその経験で得たスキルを知るためです。それによって、入社後にあなたがどのような活躍をしてくれるのか?必要なスキルは持っているのか?を判断しています。
自己分析を行うことで自分の長所に気づくことができ、自己アピールポイントを整理するのに役立ちます。自己アピールをする際は企業の「求めている人物像」と照らし合わせて考えることをオススメします。
自己アピールの成功例
・私はお客様に寄り添う接客にこだわりながら仕事に取り組んできました。一人一人のお客様に向き合うことで信頼関係を築くことが出来ていると思っております。幅広いお客様を接客してきたおかげでお客様のニーズをより早くキャッチし、お客様にぴったりの商品をご提案をすることができます。
・私自身幼いころから美容に興味があったため美容業界に長く携わってきましたので美容の知識にはだれにも負けない自信があります。常にトレンドをキャッチすることも意識しています。
また役職に就いたときには、メンバーの話をよく聞き風通しの良い環境づくりを意識して行っておりました。
美容部員×志望動機についてのまとめ
いかがでしたか?
美容部員・BA(ビューティーアドバイザー)になるための志望動機をしっかり対策して、第一希望のブランドの内定を目指しましよう!
化粧品業界に精通したアットコスメキャリアのキャリアカウンセラーに転職相談をすることも可能です。
あなたにぴったりの求人をご紹介。ぜひご活用くださいね。