こちらの記事ではこんな内容を知ることができます!
【目次】
・化粧品業界とは?
・化粧品会社にはどんな職種がある?
・化粧品会社の就職難易度(職種別)
・化粧品業界に転職するには?
・競争率の高い業界だからこそ…転職活動はプロにお任せ!
化粧品業界とは
女性にとって欠かせない身近な存在で、かつ華やかなイメージの化粧品業界は、新卒でも中途でも女性から圧倒的人気の業界。
資生堂、花王、カネボウ、コーセーなどの有名企業は常に「就職したいランキング」上位!
時代にも左右されない王道の業界と言えます。
一方で誰もが憧れる業界なので、その世界に飛び込むまでの競争率が高いのも事実です。
どうして人気なの?
化粧品業界が女性に圧倒的人気を誇るのにはいくつかの理由があります。
華やかなイメージももちろんですが、他にも理由としては、
・女性社員の割合が多く、ライフイベントによるリタイアが少ない
・業界が安定している
このようなことから化粧品業界への就職や転職を希望する方が多いそうです!
15~64歳の女性の就業率が80%近くと言われている今、
結婚や出産を経験しても職場に復帰しやすいかどうかは会社選びの必須ポイントですよね。
また、化粧品業界はコロナ禍でも致命的な打撃を受けることはなく、従業員の解雇数も他業界に比べて非常に少なかったそうです。
女性の生活必需品として定着している化粧品業界は不況にも強いということが言えます。
化粧品会社にはどんな職種がある?
化粧品会社の中にも様々な職種がありますが、主に本社職と販売職に分かれます。
人気の職種をいくつかピックアップして仕事内容を解説します!
あなたが気になる仕事はどれでしょうか?
本社職
営業(リテール)系
営業、SV、トレーナーなどの職種が該当します。
営業職はデパート・ドラッグストアなどの小売店や百貨店などに自社ブランドを出店したり、
製品の陳列をするために交渉をし、売上拡大の場を開拓するのが仕事です。
SVは一般的にはスーパーバイザーの略で、複数の自社ブランドの店舗を統括するマネジメント職です。
トレーナーは美容部員の製品知識や接客スキルを高めるための研修を行うのが主な仕事となります。
マーケティング・企画系
市場調査、製品の企画、広報、CRM(顧客管理)などの職種が該当します。
企画やPRはクリエイティブなイメージで人気の職種ですが、
実は緻密なデータ分析力が求められたり、PCスキルも必要だったりとかなりロジカルな職種です。
コーポレート系
総務、人事、労務、経理など、会社が安定して運営できるよう根幹の部分を担う職種です。
総務は会社の設備などのハード面全体を管理していて、
人事・労務では社員の採用や給与の管理などを行います。
経理は会社のお財布を握って、売り上げや経費などお金の動き全体を管理する部門となります。
販売職
店長、美容部員などの実際の店舗でお客様に自社製品を販売する、いわば「ブランドの顔」の役割を担っています。
美容部員は製品知識やタッチアップスキルを磨いてお客様が美しくなるために最適な製品をご紹介したり、
店舗の在庫管理や清掃など、毎日の店舗運営で必要な業務全体を行っています。
店長は、それらに加えて店舗の管理者として美容部員の育成や売上げ計画の管理、シフトの管理など
店舗運営全体をマネジメントする役割も担っています。
化粧品会社の就職難易度(職種別)
いくつか化粧品会社での仕事内容をご紹介しましたが、実は職種によっては未経験からのチャレンジが難しいことも。
特に本社職は競争率高の難関です。
化粧品会社の本社職の競争率が高い理由
なぜ本社職の難易度が高いかというと、まず本社職は大卒が条件であることがほとんど。
それに加えて、中途の場合は既に前職で同職種(営業希望なら他の会社で営業職を経験していること)が必須となる場合が多いのです。
新卒でも外資系の化粧品会社の場合は海外の本社とのやり取りが発生するため語学力が必須だったり、
競争率が高い中で、マナーやコミュニケーションは最初から社会人レベルであることが求められたりするのです。
未経験だけど化粧品業界への就職は諦められない!
化粧品会社の本社職は私には無理…と諦める必要はありません!
狙い目は「販売職から入社し、本社職へステップアップする」という方法です。
なぜなら美容部員の場合には
・学歴不問のブランドも多い
・中途の場合でも、経験不問のブランドが多数
・求めることは協調性、最低限の接客マナー、熱意
という形で、本社職よりもグッと採用ハードルは低くなります!
かくいう私も新卒時に本社職に憧れて何社も選考を受けましたが見事に玉砕。
最終的に販売職として新卒入社をしたのですが、
3年間美容部員→1年間副店長→5年目で店長→SVのオファー
という形で時間はかかったものの、本社職への道が開けたのです!
結果的にSVにはならず転職という道を選びましたが、
5年間美容部員として働いたことでブランドやお客様について熟知できたので
突然本社職になるよりも自分の中で大きな自信がついてからキャリアアップできることはすごくメリットがあるなと思いました。
化粧品業界に転職するには?
どの職種にチャレンジしたいのかが決まったら、次は採用面接対策です!
内定する人の条件をチェックして、面接官の心を掴みましょう。
内定する人の共通条件
①”なぜ化粧品業界を選んだのか、なぜその会社を選んだのか”が説明できる
化粧品業界は自分にとってどんな存在で、どういう仕事がしたいからこの業界を目指しているのか、
その中でも選んだ会社は他の会社と何が違って魅力を感じているのか、
が説明できないと”なんとなく憧れで志望したんだろうな”と思われます。
化粧品業界と、志望する化粧品会社がどのように自分と関わっているのかを今一度しっかり考えてみましょう。
②自分がどんな風に活躍できるかが説明できる
新卒、もしくは未経験では即戦力スキルがないことは面接官も知っています。
インターンやアルバイトなどで目指す仕事に近い経験があればその経験を活かして活躍するイメージが持てるが、
なくても責任感や積極性、協調性など仕事に対する姿勢について上手にアピールできれば好印象です。
例えば責任感をアピールしたいのであれば、ただ「自分は責任感がある」と伝えるのではなくて、
具体的なエピソードを交えてどんな経験から責任感があると言えるのか、
それが実際の仕事内容でどう活かせるのかを説明しましょう。
競争率の高い業界だからこそ…転職活動はプロにお任せ!
いかがでしたでしょうか?
転職活動では、憧れだけではなく今の自分に適性のある職業を選ぶことが大切です。
向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職にも繋がってしまいます。
そこで、アットコスメキャリアの「転職相談」を活用して、志望する職業と自分の適性をチェックしてみましょう。
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