転職活動で重視される書類!美容部員の転職でも必須◆
職務経歴書と履歴書の目的の違いは?
職務経歴書とは、これまでの業務経験と身に付けたスキルを記載した書類のことです。これまでにどのような仕事に携わり、どんな経験やスキル持ち、それを応募した会社でどう活かすことができるのか、アピールすることができます。
職務経歴書は、中途採用では履歴書よりも重視される機会が多い書類。その理由は企業が求めている人物像やスキル・キャリアを有しているかどうか?を判断する材料になるからです。面接でも、職務経歴書に書かれた内容を元に質疑応答が進められることがほとんど!簡単に言うと自己アピールシート。基本的な情報を伝える履歴書とは大きく用途が違うのです!
基本的な職務経歴書の形式<美容部員編>
職務経歴書はフォーマットがないため、作成するとなるとどこで手に入れれば?と、迷うかもしれません。
指定が無い限りは、テンプレートを利用したパソコンによる作成、もしくは各自でレイアウトを考えゼロから作成すれば問題ありません。
履歴書と比較して文字量が多くなりますし、働いているうちに更新する必要がでてきますので、読み手のことを考えて、読みやすい文字・レイアウトを意識して作成しましょう!
1.日付・名前
提出する日を右寄せで記入。郵送であれば送付する日を書きましょう。作成日と提出日の誤差は3日以内を目安にしましょう。
2.職務経歴
時系列でまとめます。入退社年月、会社の事業内容、規模なども職務経験を伝える為には欠かせません。会社名も「(株)」ではなく「株式会社」と書くなどしっかり調べて間違いのないように気をつけましょう。
各職場での自らの提案や役割を明確にすると伝わりやすくなります。
3、職務内容
項目別にわかりやすく記載しましょう。どのような業務にあたっていたか?どのような時に自分は力を発揮できたか?などを思い出して書いてみましょう。美容部部員の経験や接客販売の経験がある方は具体的に書くことで経験をアピールすることができます。
スキルについては具体的に書くことが重要です。この職務経歴書だけで相手の信頼をつかめるかどうかが鍵になりますよ!
4、得意分野・自己PR
アピールしたいポイントや受賞暦など記入したり、職務経歴と志望動機をうまくつなげ、「なぜ転職を試みたのか?」「なぜこの企業を選んだのか?」履歴書よりも具体的に書きましょう。
例えば、自分の強みや、前職での顧客数を知らせるのも効果的です。空白部分が多いといい加減な印象になり、真剣に自分をアピールし知ってもらおうと思っていないと思われてしまいますので、具体的に書くことがポイントです。
まずは、この職務経歴書で自分をアピールすることができなければ意味がありません。わかりやすい言葉でしっかりと気持ちを伝えましょう。
※間違っても見本の丸写しなどしないようにして下さいね!
5、レイアウト
紙はA4判の白が基本です。見出しや記号を使い、読みやすいレイアウトを意識しましょう。
また、全体的な文章の長さ、自分が読んでみたいと思える長さやレイアウトかしっかり確認しましょうね。
最後に職務内容の記載ポイント!
どんな小さい事も、的確に伝わりやすい表現で。
日々、当たり前のように行ってきた業務を、アピールするほどの事では無いと感じてしまう人が多いようです。
でも、その業務がその職場ではとても必要とされていたり、求めていた人物像に近かったりするかもしれません!
例えば美容部員経験者が職務内容に「化粧品の接客販売」のみしか記載しなけば、そこでどんな仕事をどんな立場でしてきたのか?まったくイメージがつかず、面接に来ていただきたいとは思いませんよね。
「百貨店で、化粧品の接客・販売。商品受発注。顧客管理。部下指導。百貨店との商談。店舗清掃。ディスプレイ変更」などと、美容部員として行ってきた具体的な業務を記すことでイメージがつくようになるんです。
一度、今まで行ってきた業務を全て書き出してみて、整理しまとめる事から始めてみてください!