飲食業から美容部員への転職ってあり?
ありです。このパターン、実はものすごく多いです!!
私はキャリアカウンセラーとして、美容部員への転職を希望する1000人以上の方とお会いしました。
その中でも、前職のご経験として断トツで多いのが飲食店でのホール接客のアルバイトです。
飲食店は求人数が全業界中でも圧倒的に数が多く、かつ未経験でも可能な求人がほとんど。なので経験されている方は当然多いんですよね。
まず初めての仕事として、次の仕事が見つかるまでの繋ぎで…という理由で飲食店でホール勤務されていた方もいますし、アルバイトで入社したけれども接客が楽しくて、そのまま社員になって続けている…という方もいらっしゃいました。
ただ、そこから美容部員へ転職するとなると「販売職の経験はないから、応募しても不採用になるのでは…」という理由で足踏みしてしまっている方が多かったように思います。
でも、飲食業での接客経験で美容部員になっても活かせることがたくさんあるんですよ。
飲食業(ホール接客)での経験はコスメ販売(美容部員)で活きるのか?
よく転職相談で質問されたのがこの質問。
「美容部員の仕事って覚えなきゃいけないことも多そうだし、タッチアップもしなきゃいけないし、飲食店の仕事より難しいですよね…?」
イメージは確かにあるかもしれませんが、そんなことはありません!
かくいう私も、学生時代はいくつか飲食店のアルバイトをしていました。
その中でオシャレなカフェでのホール接客の経験があります。お恥ずかしい話ですが、そのアルバイト、私は半年ともたずに辞めました…。
メニューの内容はもちろん覚えましたが、時間帯によってセットの内容や値段が変わるのでそれを覚えるのも大変でしたし、予約席と当日席のバランスを見てお客様をご案内したりするのも大変でした。
店内が物凄く混雑し始めたときにお皿を下げることを優先するのか、お待ちのお客様のご案内を優先するのか、それも時と場合によって優先順位が変わるようで先輩に叱られまくり…もうパニックですよ。当時の私。
「ああ、私はこういう気遣いの必要な仕事は向いてないんだろうな…」と思いました。
ですがいざ美容部員の仕事に就いたらどうでしょう。
製品について、美容について、お店での販売の仕方や業務について、覚えることは確かに膨大でした。
お客様への接客についても気を配らなければならないことはやはり多く、ご指摘を受けることも多々ありました。
が、好きなことだったので覚えること、学ぶことが楽しくて仕方ない!むしろもっと勉強したい!という感じで気づけば6年経っていました。
結局は、飲食店での接客だろうと美容部員だろうと、要はその業界や仕事に興味があって自分が本当にやりたいのか、が重要だということですよね。
私からしたら、日々変わるメニューの内容を覚えたり、お客様にとって適切なタイミングでお料理やドリンクを提供したり、混雑具合を見ながら対応を変えていくような対応が必要とされるホール接客の方がむしろ難易度が高いのです。
そんな臨機応変さが求められる環境で培った経験は、コスメ販売でもきっとお客様や同じ店で働くスタッフへの気遣いとなって表れるはずですよ。
化粧品への興味、美容部員として活躍したいという想い、そして飲食店で経験したお客様への気遣いや臨機応変に動く力、これがあれば十分コスメ販売にもチャレンジできます!
美容部員への転職を考えるなら…おすすめの飲食店(業態)3選
飲食店といってもいろいろなお店の携帯がありますよね。
ファストフード、カジュアルレストラン、カフェ、居酒屋、ホテルレストラン…などが多いでしょうか。
それぞれの業態で特徴はさまざまですが、美容部員への転職をする際に歓迎される用件が3つあります。
せっかく飲食店で接客スキルを磨くのであれば、この特徴に当てはまるところで経験を積んでみてはいかがでしょうか?
お店の雰囲気がラグジュアリー系であること
お客様と積極的にコミュニケーションをとる接客スタイルであること
ある程度の規模の大きさがあり、チームでお店を運営していること
1つ目に関しては、化粧品販売では高価格帯の商品を扱うことが多いですし、
お客様に美を提供する仕事なので言葉遣いや身だしなみ、所作に至るまでラグジュアリーさを求められることが多いです。
そういった場合に、飲食店でも丁寧な接客に力を入れているところで経験をしているのかそうではないかでは接客への馴染みやすさが全く違ってきます。
2つ目については、化粧品販売ではただお客様の求める製品を紹介して販売するのではなく、
お客様のお悩みやご要望を細かく確認していきながらお勧めの商品を複数ご提案することになります。
飲食店でもただ注文を受けるのではなく、お客様のお好みを伺ったり、ご注文の食事に合うドリンクを積極的に提案したりと、
普段から工夫して接客する経験があると販売活動にも活きてきます!
最後に3つ目について。化粧品販売では必ず複数名が1店舗に在籍し、チームで情報共有をしたり、業務分担しながら仕事をしています。
スタッフ同士で連携ができるか、チームワークを大切にできるかは美容部員としてとても重要なポイントなので、
飲食店においてもある程度の規模のお店で働いた経験があるとベストです。
もし上記条件に当てはまる経験をお持ちであれば、美容部員へ転職してもきっとその経験が生きると思いますので自信をもってチャレンジしてみてくださいね!
飲食業から美容業界へ転職したいなら!ブランド選びはプロにお任せを!
未経験からでも美容部員へ転職できるのはわかったけど、ブランドが多すぎて選べない!
自分の憧れのブランドは、飲食店での経験だけで採用されるのかな?
など、疑問は尽きないと思います。
アイスタイルキャリアでは、化粧品業界専門のプロのキャリアコーディネーターがあなたの経験や希望にマッチするブランドを丁寧にご紹介します。
「まだすぐに転職するわけではないけど、自分に合うブランドを知りたい」
「自分の好きなブランドはどんな環境かな?」
「接客経験を活かせる仕事は?」
など、ご相談だけでも大丈夫です!
化粧品業界への転職が気になったら、ぜひアイスタイルキャリアの無料転職相談をお試しください。