目次
・何が違うの？美容部員、化粧品販売員...呼び方いろいろ
・美容部員の仕事内容
・化粧品販売の仕事をするメリット
・美容部員として成功するには？
・未経験だけど化粧品販売をしてみたい方へ
美容部員、化粧品販売員...呼び方は様々
「美容部員」「BA」「化粧品販売員」など・・・色んな呼び方を耳にするけど、何か違いがあるの？そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
実は化粧品ブランドによって呼び方が異なるだけで、どれも一緒なんです。
各ブランドの例を一部ご紹介します。
・シャネル：ビューティ コンフィダント
・資生堂：パーソナルビューティーパートナー
・コーセー：ビューティコンサルタント
・アルビオン：ビューティーアドバイザー
・THREE：クリエイター
・RMK：ビューティーコミュニケーター
・ポーラ：ビューティーコーディネーター
・DHC：ショップアテンダント
美容部員の仕事内容
販売・接客業務
美容部員（化粧品販売）の1番の特徴は、「タッチアップ」や「カウンセリング」を通じて接客販売を行うことです。単に“化粧品を売る”のではなく、店頭でお悩みに沿ったスキンケアやメイクアップのアドバイスを行ったうえで販売を行うのがお仕事です。
タッチアップとは、実際にお客様にメイクやスキンケアを施すこと。製品を肌でお試しいただくことで、肌質やお好みに合っているか、使用感や仕上がりを確認していただくことが目的です。
商品の補充・納品、陳列、納品作業、清掃、販促物の管理など
メイン業務の接客・販売以外に、バックヤード業務も実はたくさんあります。
入荷した製品を納品・補充・陳列する作業、店頭清掃、タッチアップに使用するブラシやパフの洗浄、接客に使用するテスターやショッパーの整理など、多岐に渡ります。
そのほか、レジ業務・予約伝票整理、サンプルの整理もあり、華やかな店頭では見えないお仕事をたくさんこなす必要があります！
店頭のディスプレイ管理
店内のディスプレイの変更や、POPの作成・準備を行うケースもあります。
特に商品の魅力を説明するPOPは、化粧品専門店やコスメセレクトショップで美容部員自ら手書きで作成していることがあります！
事務作業
接客の合間には、在庫管理や売上の集計、発注作業、顧客管理などの事務作業も発生します。
役職によってはミーティングの資料作成をしたり、リーダー職になると、チームや店舗の売上管理も行うことも。立ち仕事で接客メインのイメージがある美容部員ですが、事務処理能力や時間管理も必要とされます。
美容部員の働く場所
化粧品・コスメの販売をする場所は様々！
美容部員の主な勤務地は百貨店や大型商業施設・ショッピングモール、ドラッグストア、化粧品専門店、コスメセレクトショップ等です。
また、入社する会社も実は化粧品メーカーだけではありません。
化粧品メーカーに入社した場合は、そのブランドのコスメを専門に扱い販売する美容部員として百貨店や化粧品専門店、ドラッグストアなどに配属されます。自社ブランドの商品知識や接客マナーをより深く学び、ブランドの世界を体現する存在として活躍するのが特徴です。
一方、化粧品専門店やコスメショップに入社した場合は、店頭でが取り扱っているブランドを幅広く販売します。特定のブランドに縛られずに色々なメーカーの商品を組み合わせてお客様に合わせて提案できるのが特徴です。
化粧品販売の仕事をするメリット
美容・コスメの専門的な知識が身に付く
化粧品を販売するには、専門的なスキルや知識がマスト！
美容部員として働くことで基礎知識から最新の美容情報まで、常に知識がアップデートできるのが魅力です。定期的に研修も行われるため、スキルアップをしながら働くことが可能です。
こうしたスキルは単に仕事のためだけではなく、プライベートでも活用できるので自分磨きにもなります！
高い接遇スキルが身に付く
化粧品販売の仕事は、幅広い年代のお客様と接する仕事です。
正しい言葉遣いや所作・立ち振る舞い、おもてなしの姿勢が必要とされるため、高度な接遇スキルが身に付きます。この経験・スキルは、その後どのようなキャリア・ポジションに進むにあたっても活かせるスキルです。
社割でコスメをお得に購入できる！
社割でコスメをお得に購入できる場合がほとんど！なかには社割50％オフというブランドもあります！
実際に製品を使用することで自社製品への理解が深まり接客に役立つことはもちろん、自分自身が美しくいられることが大きなやりがいになりますよね！
また、定期的に製品支給があるブランドも多いので、まずは自分で使ってお客様にリアルな声で商品説明ができます。
たくさんのお客様を笑顔にできる
ご提案した商品を使用することでお客様のお悩みが解決したり、前向きになったりと、喜びや感謝の声を貰える機会が多いのもコスメ販売ならではの感じられるやりがいです。
美容に関するお悩みは一人ひとり異なり、信頼し、心を開けないと打ち明けにくいもの。そうしたお客様に寄り添い、お悩みを解決するためのサポートができるのは、単に化粧品を“売る”のではない美容部員の仕事の魅力ではないでしょうか。
美容部員として成功するには？
お客様に心から寄り添い、最適なご提案をすることで美しくなるお手伝いをするということは大前提として、働く上では成果を出すことも求められるのが現実。美容部員としてお客様の心をつかむと同時に成果もあげられる“売れる”美容部員になるために大切なことは何なのか、見ていきましょう。
お客様の言葉や表情をしっかり観察する
的確なアドバイスをし、商品を提案するためにはお客様の言葉・肌・表情をしっかりと観察し、言葉では発していない気持ちも汲み取る必要があります。お客様が欲しいものを把握することは当然ですが、お客様のお好みや潜在的ニーズも察知し、ご提案することで満足度の高い接客をすることができます。
お客様のメイクやファッションやヘアスタイルも併せて確認することで、お客様が興味を持ちそうな化粧品を的確にご案内することができるはずです。
説明は分かりやすく簡潔に！
様々な成分や科学技術など、化粧品1つに多くの専門知識が集約されています。美容部員は美容や化粧品や肌に関する知識が豊富にあるため、つい難しい成分や専門用語を使って話してしまいがちですが、わかりやすい言葉で簡潔にアドバイスできるようにしておくといいでしょう。
お客様が知りたいのはその化粧品のすごさではなく、自分自身の悩みに対してどのような効果が期待出来て、なぜ良いのかという部分です。家族や友人を相手に練習をするなど、難しい説明になっていないか確認するのもおススメです。
自分自身の身だしなみに細心の注意を払う
美容部員はブランドを体現する存在であり、広告塔です。
お客様から信頼され、説得力のある接客をするには、美容部員自身の身だしなみに常に気を遣うことが大切です。お客様に見られているということを意識し、メイク、肌のお手入れ、ヘアスタイル、ファッションまでしっかりと注意を払いましょう。そうした意識をもつことで自分のファンになってくださったり、「あなたがつけているリップはどれ？」などBA自身のメイクについての質問を受けることも！ブランドや取り扱う化粧品への信頼や期待を損ねないよう、日頃から高い美意識を持つ姿勢がBAとしての成果にもつながるはずです。
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