2024.08.14

【美容部員になるための自己PR】書類選考・面接に役立つ考え方と作成のコツ★転職を成功させるための方法

自己PRは、書類選考の段階で履歴書・職務経歴書への記入が求められるほか、面接では必ずと言っていいほど質疑応答の一つになります。
応募先企業に自分をアピールする大切な要素となるため、転職活動を成功させるために準備が重要です!
「どうすれば上手く伝えられるのか」「応募書類や面接で高評価されるポイントがわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

美容部員だからといって特別なことを言う必要はありません。今回は、美容部員を目指す方の自己PRについて、知っておきたいポイントと考え方のコツをご紹介します。採用担当者がどんなことを知りたいのか、押さえていきましょう。

目次~この記事でわかること~

■そもそも自己PRとは?
■自己PRの書き方/考え方とコツ
■自分の強みがわからない!と迷ったら?
■「書類」と「面接」で自己PRは変えるべき?
■自己PRのポイントまとめ

そもそも自己PRとは?

自己PRは、応募先の企業に自分の強みやスキル、実績、専門性を伝え、自分を売り込むためのもの。
「自分を採用するメリット」「入社したら貢献できること」を積極的にアピールし、必要な人材だと判断してもらうための材料といえます。

新卒の自己PRとの違い

転職活動では新卒の時とは異なり、 前職での実績や経験を踏まえたうえで「応募企業の仕事内容に関連した強み」をアピールすることが必要になります。そのため、これまでの仕事の中で「何をやってきたか」「何ができるか」が伝わる具体的なエピソードや成果を掘り下げながら作成していきます。

自己紹介・長所との違い

自己紹介は、面接の冒頭で聞かれることが多く、氏名や現職(前職)、強みなどを1分程度で簡単に説明することが目的です。自己紹介で採用担当者が知りたいのは応募者の人柄や経歴などであるため、簡潔に伝えましょう。
長所はもともと持っている資質や性格のことであり、自分のことを客観的に理解できているかを確認する目的で質問される場合が多いです。

自己PRと志望動機の違い

志望動機と自己PRは似ているようでまったくの別物!志望動機は、自分がなぜ企業(ブランド)に応募したのか、入社したらどのようなことがしたいかなどを伝えることを指します。
自己PRは自分の長所をアピールしたり、企業へ貢献できること伝えることです。仕事への姿勢やこだわり、やりがいに感じること、過去の経験を活かしてできることなどを伝えます。
似ているようですが、目的が異なるので間違えないように注意しましょう。

自己PRの書き方◆考え方とコツ

自己PRは、企業やブランドが求める人物像やスキルに合わせて強みを伝えることがポイント。そして「入社後、どのように活躍・貢献できるのか」までを伝えることが重要です。

次の3つの要素で構成してみるのがおススメ!
①自分の強み
②強みの根拠となるエピソード(具体的な実績・何をやってきたか)
③それらを活かして今後どう貢献できるか

この3要素をまとめるための手順も次でご紹介します!

これまでの仕事での経験や実績を洗い出す

過去の業務における経験・スキル・実績を振り返り、自分のキャリアの棚卸しをしましょう。携わった業務や任された役割、売上げなどの数字、上司や顧客から評価されたこと、かけられた言葉などをぜひ書き出してみて。
美容部員(コスメ販売)や接客販売職は、接客の仕事がメインとなるため、お客さまのニーズをとらえるために工夫したことや、信頼関係を築きリピーターになってもらった経験、売り上げ目標達成に向けて取り組んだことなどを振り返ってみると、自分の強みが見えてくるかもしれません。また、後輩の教育やチームワークを意識して行っていたことなどもアピールポイントのひとつになります。

応募する企業(ブランド)で求められる能力や、求める人物像を把握する

コスメブランドのホームページや企業の採用ページなどで、企業理念やミッション・ビジョン、ブランドの打ち出す世界観などを確認し、理解を深めていきます。コスメブランドによって、カッコいい系、可愛い系、ナチュラル、フレンドリー、多様性、スタイリッシュ、ラグジュアリーなど、ブランドの軸となる価値観が明確に異なるので、しっかり確認してみてくださいね。
その上で、応募企業(ブランド)で求められる能力を想定し、自分の経験・実績を厳選。→先ほど洗い出した自分の強みから、ブランドの求める人物像にマッチするものを考えます。

自分の経験・実績⇒能力・スキルに言い換えてみる

企業にマッチする自分の強みを一言で表し、簡潔に伝えられるようにしましょう。
入社後、その強みを活かしてどう活躍・貢献できるのかも考え、自分がそのブランドの美容部員として活躍するイメージをしてもらえるように意識するのがポイントです。

自己PRを100~200文字程度の文章にまとめる

最後に、自己PRを100~200文字程度にまとめてみましょう。ポイントは、「何をやってきたか(経験・実績)」「何ができるか(スキル・能力)」「今後どう活かせるか」という3点を明確に記載することです。
経験・実績を文章にする際は、あるエピソード【状況】に対して、なぜその行動をしたのかの【課題・意図】を書くことが大切です。どう考え、行動し、どのような結果が得られたのか、の順にまとめてみるとスムーズですよ。

自分の強みがわからない!と迷ったら

人からよくどんな人と言われるか、考えてみよう!

自分自身のPRを自分で考えるなんて、なんか照れくさい?自分の良いところなんてわからない・・・
そんな時は、人から「アナタは〇〇なタイプだよね~」「〇〇が得意だよね!」などと言われた言葉を思い出してみてください!
そこに、アナタのことを客観的に見ている人からのアナタが隠れています。

今までの仕事の中で、一番好きだった仕事は何?その理由は?

今まで行ってきた仕事(アルバイトも含む)の中で、自分が一番好きだった仕事はどれでしたか?どうしてその仕事が一番好きだと思いましたか?
そこにアナタが仕事に求めている思いや、熱意、今後の可能性へとつながるヒントが隠れているはずです。
改めて今回、何故この仕事をしたいと思ったのか?を冷静に整理ができ、自己PRに繋がっていくかもしれません!

美容部員・BAに求められるスキルと照らし合わせてみよう!

自己PRを考える際に、美容部員に求められる要素を把握することで自分の強みやスキルをどう活かせるのか、イメージしやすくなるかもしれません。

◆人が好き!コミュニケーション能力・共感能力が高い!
人が好きで、相手の気持ちを汲み取り寄り添える人、お客様に喜んでもらいたい、人を笑顔にしたいと強く思えることは、美容部員のお仕事で欠かせない要素です。

◆チームワークを大切にできる!
店舗運営は、売り場のスタッフとの協働によって成り立っています。そのため、売り場でのチームワークは超重要!協調性や大切にできる人はどのブランドでも求められる要素。しっかりアピールしましょう◎

「書類」と「面接」で自己PRは変える?

書類と面接ではアピールする内容は同じでも、それぞれ伝え方の工夫が必要です。面接では応募書類に記載したことをベースに、具体的なエピソードを交えて話すようにしましょう。

履歴書・職務経歴書での自己PR

書類の場合は、文章は短く、簡潔に!
たくさんの応募書類に目を通す採用担当者がすんなりと読めるように意識して、企業が求める経験やスキルとマッチする部分を強調しましょう!

面接時の自己PR

面接のときの自己PRの時間は1〜3分以内を目安に、事前に必ず練習を!実際に声に出して話してみると、喋るスピードや声の大きさなども注意しながら確認することができます。具体的なエピソードを交えて、自分の言葉で自信をもって伝えられるようにしておくとGOODです!

自己PRのポイントまとめ

「学生時代のサークルノリでは困る。。。」
実はこのポイントを、企業担当者は言葉の端々で拾っています。
質問に対する回答は、自分の思いをしっかりと、相手に響くように工夫を忘れずに!

・できるだけプラスな言葉を使いましょう!(マイナスはプラスに修正して話す)
・背伸びをする必要はありません、等身大の自分で少しだけビジネスであることを意識しましょう。
・「メンバーの仲がよくて、和気藹々と楽しかったです」など仕事の内容に直結しない回答は避けましょう。
・目線は面接官の首元にし、時々目を合わせるようにしましょう。
・質問の意味がわからないときは、素直に「もう一度お願いします」

いかがでしたか?

ちょっとしたコツやポイントで自己PRの印象は大きく変わります!
でも一番大切なのは、自分らしさと笑顔!どんな結果でも悔いの残らない自己PRをしてきて下さいね。

アットコスメキャリア編集部 秋山

アットコスメキャリアに新卒で入社した5年目。学生時代は外資系コスメの販売スタッフと、美容雑誌の編集アルバイトを経験。

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