2023.10.03

【異業種&異職種から美容部員へ◇転職した人のリアル 】先輩BAと人事担当者にインタビューしました!

百貨店や化粧品専門店、ドラッグストアなどの化粧品売場で、お客様のご相談にのりながら販売をする美容部員のお仕事。肌のお悩みに沿った提案や、メイクを施すタッチアップなど、美容に関するスキルや知識が必要とされる専門的な仕事ではありますが、異業種・異職種からの転職は可能なのでしょうか?
今回は、全く異なる職種や業界から美容部員に転職して活躍する先輩たちの体験談をまとめました!人事担当者の声も調査したので、ぜひチェックしてみてください!転職に迷われてる方もきっと、自分にもできそう!と思えるはず♡

実は中途採用が多い!?美容部員(コスメ販売)の世界

美容部員として働くには経験がないと難しそう、専門学校を卒業していたり、資格が必要なイメージがありますが、求められる資格は基本的にありません。最近は、多くのコスメブランドで中途採用がほとんど。そのため、別業種・別職種を経て、未経験で入社することは珍しいことではないんです!

美容部員に向いている人とは?

では、美容部員に求められる能力やスキルは何か気になりますよね。主なポイントをご紹介します。

コスメや美容が好き、関心が高い

化粧品が好き、メイクが好きなど、美容に関心が高いことはどのブランドにおいても前提となります。特別な知識や技術がなくても、志望するブランドのことが好きという想いも大切です。

人と話をするのが好き、人に喜んでもらうことが好き

お客様との会話の中からお悩みや理想を引き出し、それを解決する化粧品の提案をするため、コミュニケーションを楽しめることや、相手の役に立ちたいというサービス精神がある方はやりがいを感じられるでしょう。

売上につなげる提案力

カウンセリングやタッチアップ等、お客様にご満足いただくサービスを提供しながらも、製品を販売して成果(売上)を出すことが美容部員の重要な仕事。お客様を笑顔にすると同時に、購入まで繋げる提案力・営業力も必要です。

チームワークを大切にできる

化粧品売り場は、3~4名から多い店舗だと20名以上のスタッフで運営されています。そのため、周囲のスタッフと協力し合える人が向いています。

コスメ販売でも活かしやすい!歓迎される職種

接客販売経験者

美容師やエステティシャンなど美容業界での経験者はもちろん、接客・販売経験のある方は歓迎されやすく、化粧品販売の経験がなくても優遇される場合も!
なかでも、『お客さまのニーズに合った商品を提案しながら販売する仕事』の経験があれば、即戦力として評価されやすいんです。
<例>
アパレル、アクセサリー(ジュエリー)販売、エステティシャン、美容師、ホテルのフロント業務、テーマパーク、携帯ショップ販売職、飲食店(レストラン)など。

エステ経験者を求めているブランドも!

自社製品を使用してトリートメントを行うスパを展開している場合や、店頭でフェイシャルエステを提供するブランドはたくさんあります。そのため、元エステティシャンの方や、元セラピストの方も培った技術やカウンセリング力を活かしていただけます!

<エステティシャン経験者歓迎のブランド求人>

意外な職種・業界からの転職事例

営業職、事務職、歯科衛生士、受付、交通機関のアテンダントなどから採用されているというケースも!様々なバックグラウンドを持つ方が、美容部員として活躍できるのがわかりますよね♪

異職種・異業界から美容部員へ!先輩たちの転職リアル

それでは実際に他の職種から美容部員に転職して働く先輩たちのインタビューをご紹介します。

【前職】ブライダル業界⇒大人気外資系コスメブランド

【Q】未経験での入社に不安はありませんでしたか?
前職がブライダルで、接客・販売はまったくはじめて。レベルの高さについていけるか不安でしたが、入ってみると半分の方が未経験者でした。自分と同じ未経験スタートの仲間がいたことに勇気をもらえましたね。

【前職】アパレル販売⇒コスメのセレクトショップ(30代で中途入社)

【Q】なぜ美容部員の道を選んだのですか?
美容の知識はありませんでしたが楽しそうだな!と直感で入社を決めました。

【Q】キャリアチェンジに不安はありませんでしたか?
30代で未経験の職種への転職はとても勇気のいることでした。ただ、30代になっても新しいことに挑戦することにワクワクもしましたし、ずっと販売に携わってきたその知識を美容部員(コスメ販売)の仕事に活かせています。店舗や会社のサポートや研修も充実しているため、日々刺激を受けながら働けています。

【前職】飲食店⇒金融業界(保険)営業職⇒国内大手ブランド

【Q】美容部員へ転職したきっかけを教えてください。
家庭の環境変化に伴い、転職活動を開始。一時は事務系の仕事を探す中で、お客様に寄り添い、悩みを解決できることに喜びを感じられる自分の性格から、やりがいを求めて美容部員の仕事を選びました。

【前職】海外アパレル販売⇒外資系ボディ&スキンケアブランド(現職:店長)

【Q】入社のきっかけを教えてください。
店頭を訪れ、実際にアイテムを体験し、購入したことです。

【Q】入社後のキャリアを教えてください。
オープニングスタッフとして入社し、BAとして7年働いた後、店長になりました。

【Q】前職までのスキルは美容部員の仕事に活かせますか?
前職同様に様々なお客様と接する機会があるので、今まで培ってきた接客スキルはとても活かされています。前職での経験を活かしながら、さらにお客様との関係値を向上させることができていると思います。

【前職】携帯ショップ販売⇒メイクアップアーティスト系ブランド

【Q】美容部員へ転職したきっかけを教えてください。
美容が好きで、販売の仕事も好きだったので美容部員を目指しました。

【Q】販売職のなかでも化粧品販売の魅力はどんな所ですか?
前職では、同じお客様に対して頻繁に接する業界ではありませんでしたが、美容部員だと名前を覚えてもらえたり、頻繁に足を運んでくださる顧客様ができたりと、深い繋がりが持てることがうれしいです。

採用する側の本音は?人事担当の声!

あらゆる業界・職種から美容部員の世界に入った方々の体験談は、背中を押してくれますね!では、企業側は実際どうなのでしょうか。
本当に未経験でも大丈夫?選考の際はどんな点を重視してるの?そんな疑問にお答えします!

<ラグジュアリースキンケアブランド人事担当者>
サービスを提供するお仕事のご経験をお持ちの方はもちろん、経験は無くてもブランドや美容部員の仕事に強い興味をお持ちの方であれば、できるだけお目にかかってお話を伺うようにしています。
未経験から入社し、正社員として活躍されている方もたくさんいます。病院の受付、車内販売、美容師、ファッションやジュエリーの販売、事務職等、様々なご経験の方を採用しています。

<人気コスメブランド人事担当者>
化粧品販売が未経験であっても、ブランドにフィットする方であれば積極的に採用しています。
大切なのは、まず何よりもブランドのことが好きなこと。そして、お客様のニーズを汲み取るコミュニケーション能力。面接では、こちらからの質問をきちんと理解して、ご自身の言葉で答えられているかを重視して見ます。メイクや販売スキルは研修で身につくので、入社の時点で備わってなくても大丈夫ですよ!

最後に

いかがでしたか?職種チェンジ(業種チェンジ)をした皆さんのお話からわかるのは、化粧品・美容業界において求められるのは、お客様に対して誠実に向き合い、満足度を高められるコミュニケーションスキルや意欲。技術は努力次第で後から身に付けられるということ。経験とあなたの強みを活かして、美容部員への転職を成功させましょう!

アットコスメキャリア編集部 松原

外資系美容部員として約8年勤務。ライフスタイルの変化を機にオフィス職へキャリアチェンジ。コスメライター等を経てアットコスメキャリアへ。元BAのリアルな声と転職経験者の視点も交えた情報をお届けします。

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