そもそも「化粧品販売員」と「美容部員」ってどう違うの？
「化粧品販売員」と言ったり「美容部員」と言ったり、「BA」と言ったり・・・。色んな言い方がありますよね。それぞれどう違うの？何か違いがあるの？そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。そこでそれぞれの言い方の違いをみていきましょう！
実は化粧品販売員も美容部員もBAも、どれも同じなんです！
言い方に違いはありますが、化粧品販売員も美容部員もBA（ビューティーアドバイザー）も実は一緒なんです。そのなかでも「美容部員」という言い方は、もともとは『資生堂』が発祥との事。
社会で女性が活躍する機会がまだ少なかった昭和初期、時代に先駆け現在のビューティーコンサルタントにあたる『ミス・シセイドウ』と呼ばれる女性たちが「近代美容劇」という芝居形式で美容法を伝えるという活動をしていました。そして高度経済成長期になると、宣伝活動がメインであったミス・シセイドウが販売スタッフと一体化し『美容部員』と名前を改称。
これが一般的になり『美容部員』と呼ばれるようになったと言われています。
ブランドによってこんなに違う！各ブランドこだわりの「美容部員」の呼び方♪
ブランドによって「美容部員」の呼び方も異なりそれぞれのブランドが意味や役割を込めて呼び方を決めています。
・シャネル：ビューティ コンフィダント
・資生堂：パーソナルビューティーパートナー
・THREE：クリエイター
・イプサ：レシピスト
・クラランス：ビューティ コーチ
・RMK：ビューティーコミュニケーター
・SUQQU（スック）：スックコンサルタント
・TOM FORD BEAUTY、イヴ・サンローラン・ボーテ：ビューティースペシャリスト
・クリスチャン ルブタン ビューティ：ルビ アンバサダー
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）として働くメリットって？
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）として働くとどんなメリットがあるのでしょうか？
化粧品に詳しくなるのはもちろんですが、美意識へのモチベーションアップや社割でお得に購入できたり、中には製品を毎月プレゼントしているブランドもあるんだとか！嬉しいことがいっぱいの化粧品販売員のお仕事のメリットをみていきましょう！
新作コスメやトレンドアイテムなどを習得♪働きながら自分自身もキレイに。
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）として働くと専門的なスキルや知識が得られることが一番の魅力！もちろんお客様のための技術ではありますが、自分にも活かすことが出来ます。お客様1人1人に合わせたケアやメイクを毎日したら、自分自身に合ったケア・メイクができちゃいます☆
季節によってスキンケアを変えたりトレンドに合わせてメイクが変えられたら、毎日メイクをするのがより楽しくなりますよね。流行を習得しながらメイクの研究ができるので、常にトレンドを意識するようになります。自分のブランドの新作コスメ情報をいち早くゲットできることもあります♡
こんなことができちゃうのも化粧品販売員ならではなんです♪
マナーはもちろん、コミュニケーション能力も身に付く。
化粧品販売員のお仕事をしながら、メイクやスキンケアのスキルが上がることでよりキレイになり、合コンのお誘いが増える！とのうわさも。
また化粧品販売員はお仕事の中で色んな方と接します。そのため、研修でコミュニケーションやマナーを学べるブランドもあります。
研修で得たコミュニケーションやマナーは、店頭で実践することによってさらに磨かれます！会話が上手な人やマナーを心得ている人ってすごく魅力ですよね。
自社ブランドがお得に購入できる社割も！
ブランドにもよりますが、社員割引き制度があるブランドも多いのが化粧品販売員の特徴！大好きなブランドの商品を安く揃えられるって素敵ですよね！まずは自分で使ってみることで、お客様にマニュアルでない自分の言葉でリアルな商品説明・提案ができます★
自分も使いながらキレイになれて、かつお客様にも商品の魅力を上手に伝えることが出来る、まさに一石二鳥ですね！
自分のファンを作れるのが美容部員・BA（ビューティアドバイザー）の喜び！
自分が接客を担当したお客様が商品を気に入ってくれたり、ご購入していただけたらすごく嬉しいですよね！またお客様が再来店された時、『以前〇〇さんに接客して頂いて～』など覚えていてくださることも多く、自分の店舗を選んで足を運んでくれるなんて嬉しいことも！！
経験者の声からも、お仕事をしている中で『うれしかった出来事No.1』としてたくさんの方が挙げています。
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）の仕事内容は？
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）は実際はどんなことするんでしょう？ただ化粧品を販売したり、タッチアップをするだけだと思っていませんか？
実際のお仕事内容をブランドごとに集めました！
【Fruit Gathering（フルーツギャザリング）】・・・セミセルフ式のお店なので、タッチアップをご希望のお客様とお一人でゆっくり選びたいお客様のニーズをしっかりと引き出すことが求められます。リップはイヴ・サンローラン、アイシャドウはランコム、バスタイムにはSABONなど、ブランドの枠も超え、沢山のアイテムの中からお客様にご提案します。
【FANCL（ファンケル）】・・・、ファンケルらしい無添加へのこだわりが詰まった化粧品だけでなく、サプリメント（栄養補助食品）や青汁など様々なアイテムを展開しているため、お客様にトータルビューティーを提案します。
【CHANEL（シャネル）】・・・百貨店に入っているブランドでは、カウンターでお客様にタッチアップをして商品のご説明や販売をします。
※タッチアップとは・・・店頭でお客様にメイクやスキンケアを実際に施すこと
【SABON（サボン）】・・・店内にある「ウォータースタンド（洗い場）」を囲んでお客様と会話をしながら実際に商品をお試しいただきます。ギフトのラッピングにも力を注いでいるので、ブーケのように華やかな世界にたった1つの特別なギフトを完成させるのもお仕事の１つです。
化粧品販売員の働く場所
化粧品販売をする場所は様々！百貨店や大型商業施設・ショッピングモール、ドラッグストア、化粧品専門店、コスメセレクトショップ等が美容部員・BA（ビューティアドバイザー）の主な勤務地となります。
働き方には「化粧品会社の社員として働く」「百貨店の社員として働く」「化粧品専門店・ドラッグストアなどの特定の小売り店に就職する」「派遣会社を通じてコスメブランドに配属される」といった道があり、化粧品販売員を目指せる方法は意外とたくさんあるんです！
化粧品販売員に必要な資格はあるの？
美容部員・BA（ビューティアドバイザー）になるために必要な資格はありません。もちろんメイクスクールや専門学校を出ていなくても化粧品販売員の採用をしているブランドもあり、実際に6～７割の企業で未経験の方を採用しています。（採用時期や企業の採用条件により異なります）
専門性が高い仕事なので、入社後、美容や皮膚に関する基礎知識やタッチアップ・カウンセリングのスキルなど、化粧品販売に必要なスキルを習得する研修がしっかり用意されている企業がほとんど。店舗配属後は、一定期間先輩スタッフが付いてサポートするOJTが行われることもあります。
□未経験で化粧品販売員を始めたけど、お店には「未経験から始めた」というスタッフが半数も！みんなで分からないことを教え合いながら楽しく働いています。（23歳 スキンケアブランド 女性）
□スクールを出ていなかったけど、最初の研修でメイクの仕方を教えてくれたから大丈夫でした！（25歳 メイクブランド 女性）
化粧品販売員のキャリアアップ
化粧品販売員のお仕事は、多くの企業で専門職として位置づけられていることが特徴です。その専門性と店頭での活動経験を生かして、店長（チーフ）等の管理職、メイクアップアーティストや販売のスペシャリストのほか、教育担当（トレーナー）、営業（SV）、商品企画、販売企画のような本社職へのキャリアアップも可能です。
化粧品販売員のお仕事場の雰囲気は？
お仕事場の雰囲気って大事ですよね。では現役の化粧品販売員の方に聞いてみましょう！
□研修でも教えてもらったけど、空いてる時間で先輩にメイクをさせてもらってアドバイスしてもらってます！（21歳 メイクブランド 女性）
□連勤の後は先輩と飲みに行くのが恒例です♪（23際 スキンケアブランド 女性）
□ファッションビルなのでセールがあるのですが、セールの時期はチームワークが大事なんです！アイコンタクトで会話しています 笑（23歳 メイクブランド 女性）
みなさん化粧品販売員として楽しんでお仕事しているみたいですね！
化粧品販売員のお仕事について、相談できる場も！
未経験でも美容部員・BA（ビューティアドバイザー）になれそうだけど、まずは化粧品販売について詳しく話を聞いてみたい・・・！
そんな方には、化粧品販売員の求人サイト『アットコスメキャリア』が主催する相談会がおススメ★
お仕事内容は？おすすめブランドは？何が一番楽しい？美容部員を経験したキャリアカウンセラーから色んな裏話も聞けちゃいます！
化粧品販売を楽しもう！
いかがでしたか？
好きなことをお仕事にすると、きっと毎日が楽しいはず。
あなたもイイこと尽くしな美容部員・BA（ビューティアドバイザー）にチャレンジしてみませんか？
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