美容部員・BA(ビューティアドバイザー)の髪型ってどんなルールがあるの?
美容部員・BA(ビューティアドバイザー)の髪型は各ブランドで一定の決まりがあることが多いですが、主な理由は、接客の際の「動きやすさ」や「清潔感」。
美容部員は、お客様の肌に触れメイクやタッチアップをするため接客の際お客様のお顔に髪がかかってしまうことを避けたり、ご自身の顔が明るく見えるような髪型であることが重要です。
長さについては、ショートヘアやボブなど短めの髪型はほとんどのブランドでOKとされていますが、一定以上の長さの場合には髪をまとめることやまとめ方の基準もあります。また、髪型だけでなく色味についてはカラーの指定があることも。
店頭などで見てみるとイメージしやすいでしょう。
美容部員・BA(ビューティアドバイザー)の髪型の定番と言えば「夜会巻き」
百貨店などに行くと美容部員さんが写真のような髪型をしているのを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。髪の毛を後ろでまとめていて、品のある髪型「夜会巻き」。夜会巻きはやはり王道の美容部員の髪型の1つ。美容部員を目指す人は夜会巻きのやり方を知っていた方がいいかもしれませんね!
ブランドイメージを背負って立つ美容部員さんにとって、お化粧だけでなく髪型もブランドの印象を左右する重要な要素。髪型に規定があるブランドでは、入社後にメイクやスキンケアの研修とあわせて、この「夜会巻き」のやり方を学んだり練習するところもあるようですよ。
美容部員・BA(ビューティアドバイザー)の髪型は、ブランドによって違いがある?
夜会巻きが美容部員の髪型の定番ですが、実は、ブランドによって夜会巻き以外のヘアスタイルが主流のところもあるんですよ♪ 美容部員の髪型には、どんな決まりがあるのでしょうか? ブランドによる違いを見てみましょう!
スキンケアブランドの美容部員の髪型
髪の毛は暗めが基本。夜会巻き or お団子が主流の髪型です。スキンケアブランドでは清潔感が大切。そのため、髪型は降ろさないアップスタイルが基本です。
メイクブランドの美容部員の髪型
意外かもしれませんが実はメイクブランドの中には定番の「夜会巻き」が禁止されているところもあるんです。モード感あふれるブランドや、エッジがきいた個性派のブランドでは、ブランドイメージと合わない髪型のためNGだったりします。お団子、ポニーテール、中には編み込みやハーフアップの髪型がOKなブランドもあります。
美容部員の髪の毛の明るさはどこまでOK?
ブランドによりOKな明るさも色も異なりますが、基本的には6トーンまでのブランドが多いようです。
スキンケアブランドの美容部員の髪色
スキンケアブランドで大切なのは清潔感!そのため、基本は暗めのダークブランウンかブラックにしているスタッフが多いです。カラーはやはり6号までというところがほとんど。カラーと同じぐらい、髪そのものの美しさや、ツヤ感が重視されます。
メイクブランドの美容部員の髪色
季節によってメイクの色が変わるメイクブランドでは、メイクに合わせて髪色もチェンジするケースが多いようです。
春・夏はパステルカラーのメイクが多いので、元気な印象に合わせて黄色系に。秋冬に比べると、春・夏の間だけはトーン明るくできるブランドもあるそうです。秋・冬は、ボルドーやカーキ、ココアカラーのメイクにあわせて、赤系をベースにしたしっとりと落ち着いたカラーにする人が多いみたい。
ブランド別の美容部員の髪型の特徴は?
KIEHL’S(キールズ)の美容部員・BA
KIEHL’S(キールズ)は、髪色が自由で金髪でもOKなんです♡フレンドリーな接客スタイルなので、スタッフに親しみをもってもらう雰囲気を大切にしています。
ヘアケア製品も販売しているので、スタッフ自らの個性も楽しみながらお仕事をしています!
RMK(アールエムケー)の美容部員・BA
RMK(アールエムケー)は、夜会巻きは禁止。キリッと見えてしまうため、ブランドイメージに合わないんです。 基本的にはお団子やポニーテール。ハーフアップや編み込みもブランドイメージを壊さなければOK♪
ANNA SUI(アナスイ)の美容部員・BA
ANNA SUI(アナスイ)は、常識にとらわれない、自由なメイクを楽しむことをコンセプトにしているため、基本的に髪型は自由。ゆるふわカールやハーフアップなど、自由な髪型を楽しんでいるようです。ヘアカラーも個性的な美容部員さんが多数。
M・A・C(マック)の美容部員・BA
M・A・C(マック)ではオールバックでキリッとポニーテールをしているスタッフとワンサイドに流したダウンスタイルが多いようです。中には帽子をかぶっているスタッフも。みなさん個性的でさすがM・A・Cという感じ!
美容部員・BA(ビューティアドバイザー)の髪型のポイント
美容部員は美容のプロ。たとえメイクやスキンケアが完璧でも、髪の毛がパサパサではお客様への説得力も足りないですよね。どんな髪型であってもダメージヘアや枝毛、パサつきは厳禁! 髪の先まで気を抜かず、しっかりトリートメントをして、ケアすることが大事です。ヘッドマッサージを取り入れたり、椿油でケアするという美容部員さんも多いようです。
最後に
思ったより髪型が自由なブランドもありましたね。このブランドの髪型や髪色、どこまでOKなんだろう?と迷ったときは、店頭に足を運んで希望のブランドの美容部員さんがどんな髪型をしているのか見に行ってみましょう!
美容部員の仕事をしながら、メイクだけでなくヘアスタイルも楽しんじゃおう♪
アットコスメキャリアのキャリアカウンセラーが、あなたにぴったりのブランドを一緒にお探しすることも可能です。